東京西に所在する山梨県上野原市地域で、唯一の精神科医療機関（許可病床260床）です。
当院は、1956年に開設し、創立以来、70年以上の長きにわたり、富士東部医療圏（上野原市、神奈川県相模原市、大月市等）で、地域精神科医療を実践しています。
2012年には、地域から必要とされる上野原市唯一の精神科病院して公益法人の認可を受けました。
統合失調症だけでなく、気分障害や認知症を含め、広く精神疾患を治療できる病院として、地域精神科医療の実践にご興味をお持ちの先生のご応募をお待ちしております。
また、高齢社会に向けて一般的な身体管理が可能である先生は、特に歓迎いたします。

※　上野原市の最東部、神奈川県との県境に位置し、新宿からも電車で最短約60分
※　中央自動車道　上野原インターチェンジ、中央本線上野原駅から車で約5分の立地

「貴院にインタビューをさせていただきます。」

■医局内の雰囲気はいかがでしょうか？（年齢構成、大学毎の派閥、先生方のコミュニケーション 等について）
　30代1名、40代1名、50代1名、60代2名、大学などの派閥もないので、
　医局のコミュニケーションは円滑です。

■院長先生はどのような方でしょうか？
　吉永陽子医師　三鷹市の長谷川病院（590床）の院長を退任後、
　当院に令和5年4月より院長として就任
　「保有資格・委員など」　
　・精神保健指定医　・精神科専門医　・精神科専門医制度指導医
　・日本精神科病院協会認知症専門医　・臨床研修指導医
　・医道審議会医師分科会　精神保健指定医資格審査部会　委員など

■心理士、PSW、看護師などのコメディカルの体制はいかがでしょうか？
・公認心理士2名、作業療法士6名、薬剤師3名、精神保健福祉士5名が在籍するなど、
　コメディカルの体制も整っております。
・どの職種においても、各種研修などへ積極的に参加し、研鑽を図っております。

■採用ご担当者様から見て、貴院の強み（診療や勤務環境・条件など）はどこだとお考えでしょうか？
・慢性期中心の病院でありながら、月3回の救急当番日があるため、年に数件ながら措置入院もあるなど、落ち着いた診療環境で、じっくりと患者さんに向き合いながら、精神保健指定医の取得が可能です。

■どのような先生方に来ていただきたいというお考えでしょうか？
・チーム医療を重視しているため、コミュニケーションが取れる、協調性のある先生を歓迎いたします。

■今後の貴院の方針、どんな分野に力を入れていくのか 等がありましたら教えてください。
・内科等の除外診断をしっかりと行ったうえで、精神科治療を行ってまいります。
・高齢患者の増加に伴い内科治療の場面も増えておりますが、内科常勤医師がしっかりと対応、サポート致します。

■転職を検討なさっている先生方に一言お願いいたします。
　三生会病院では桜の花びらのように心の病を抱えた全ての患者さんを優しい気持ちで包み、地域に開かれた精神科病院をめざしています。
　日本における精神科医療の暗い歴史の影響もあり、心の病、精神科の病気にかかりたくないと思う人は少なくありません。それゆえ、発病間もない急性期は、患者さん本人も家族もショックが大きい時期です。中には、受診が遅くなり早期発見早期治療による軽快に向かうことが可能であるチャンスを逃してしまう方もいます。また、いくつかの病院で治療を受けたにもかかわらず病気が進行してしまった方もいます。当院では、統合失調症、うつ病、アルコール依存症、神経症、認知症などの幅広い範囲で診療をします。また、急性期から慢性期、軽症から最重症までをチーム医療で取り組みます。十日一水五日一石の思いであせることなくじっくりと患者さん、家族とともに社会復帰に向けて取り組みます。