「給与か、ゆとりか」で迷ったら。精神科医が理想の職場を見つけ出すための比較術。

先日、弊社宛にご相談を頂きましたK先生より以下のようなご相談を頂きました。
「1週間ほど前にUという精神科の病院の面接に参加しました。その後、病院から直ぐにオファーを頂いたのですが、U病院に入職してよいのかどうか、そこで非常に悩んでいる。」という内容のご相談でした。
そこで、K先生がご入職する事に対して、どのような点でお悩みになられているのかについて確認をさせて頂きましたところ、そもそもの転職理由としては今まで勤務していた病院は給与は高額をご提示して頂いていたが急性期メインの忙しい病院であり、小さなお子様がいらっしゃるK先生としましては、仕事とプライベートの両立を考え、業務量を減らしたいとのご意向のもと転職する事をお考えになられたようなのです。
しかし、U病院は実際に面接に伺った際に、当初聞いていた内容よりも明らかに忙しい病院である事が分かったようです。
ただし、ご提示して頂く給与額は大幅にアップするという事で、それ自体は大変魅力的な事であり、K先生としてはどこを軸に考えるべきなのかという事でお悩みになられているという事でした。
つまり、K先生にとっての最良の回答としましては「今までの勤務先よりも業務量が少なくなり、それでいて給与額がアップするに越したことはない」という事になる事が分かりました。

こうなりますと、U病院よりもK先生のご希望に見合う病院が出てくるか否かという事がポイントになるわけですが、K先生に対し、U病院以外で候補となりうる病院の存在があるのかについて確認させて頂きましたところ、そのような病院は存在していないという事で、比較検討する材料がない事が分かりました。
そこで弊社の方でU病院以外の病院をお探しし、新たに3つの病院をご紹介させて頂きました。
いずれの病院もK先生のご希望に見合った内容の病院になっておりました。
そして3つの病院全ての面接にご参加して頂き、最終的にその中の1つの病院を気に入って頂き、そちらの病院にご入職して頂く事になりました。
この時のように、最終的に最も良い職場をお探しになられる際には、複数の候補を比較検討して頂く事が重要であり、実際に訪問して頂き、詳しいお話をお伺いさせて頂いた上で、最も良いと思えるところをお選び頂くという方法ではないかと考えております。
更にK先生の場合には、業務量と給与額のバランスが重要になると思われますので、例えば複数の候補を比較して頂く際に、同じようなところを比較して頂くのではなく、例えば「業務量は明らかに減るが同時に給与も減る」「業務量は増えるが併せて給与もアップする」「業務量は変わらないが給与額はアップする」など、様々なパターンの病院の面接に参加して頂きますと、先生方にとって最もふさわしい職場のイメージはどんなところなのかが、頭の中でより明確になること間違いなしです。
こういった段取りを踏んで頂く事が、より良い職場探しに結び付くのではないかと思います。
よりご希望に見合った職場探しの手段としてご参考にして頂ければ幸いです。