私共【精神科医の転職相談室】へは、精神科の先生方から以下のようなご相談を頂く事があります。

 

「過去に数回転職をしているのですが…いずれも転職で失敗（入職後に後悔）しています。今回こそはと思い、こちらのサイトに相談をしました。」

 

そのような先生方には過去にどのような経緯や理由で、その病院へ転職されたのかをお聞きしています。

すると事前に防げたであろう事が次々に出てくるのです。

 

本日は『どうしたら転職失敗のリスクを下げる事が出来るのか』をお伝えしたいと思います。

 

まず過去に転職で失敗をしたという先生から伺う事は以下の通りです。

①知り合いの先生の紹介で、ある病院へ転職したが…安心しきってしまって内情や条件等の話をしっかり聞いていなかった。
②紹介会社から送られてくる病院へ応募して転職したが、病院の内情・カラーが自分とは合わなかった。
③インターネットで見つけた紹介会社の求人へ応募したところ、とんとん拍子に話が進み転職したが失敗した。
④内情については事前情報が無かったが、給与条件等の条件面やアクセスを重視していた為、その内容だけで決めてしまった。
⑤病院が今後どのような舵取りや方向性に進むのかをよく理解せずに、入職をしてしまった。
…etc

 

 

 

実はこれらの事は事前に防げる事なのです。

 

①については、先生ご自身がもっと病院側と直接話を詰めておくべきでした。
②については、当時利用していた紹介会社のコンサルタントがもっと精神科について、またその病院の内情について詳しければ良かったのです。
③については、求人主導型の転職は簡易的な為、一番危険です。内情まで理解せずにお話が進んでしまいがちですし、面接で病院側は良い事しか言わない為、入職後の失敗リスクが非常に高いです。
④については、条件面だけでなく、しっかりと内情についても信頼できる第三者から情報を得るべきでした。
⑤については、病院側にしっかりと確認するなり、信頼できる第三者からの情報を得るべきでした。

 

転職失敗（入職後の後悔）のリスクは事前に大きく減らす事が可能です！
表面的な求人票では、先生にとって良いか悪いかは絶対に分かりません。
そもそも私共が精神科専門なのも、こういった転職事情があるからです。

 

先生方の転職後の納得（転職成功）に向けて、私共は様々な角度からの情報を先生方と共有したいと思っております。