精神科症例は全国のエリア毎に強弱(多い少ない)がある

 

本日お伝えしたい事は、タイトルそのままなのですが、
全国の精神科病院の状況を探っていたり、各病院のお話を聞いておりますと、
全国でもエリア毎に特定症例の多い少ないといった強弱がある事がよく分かります。

 

「指定医を取得したい先生」「多くの症例を経験したい先生」「特定の症例の患者様を診たい先生」は、そのエリアの症例状況は知っておくべきだと考えております。
特に指定医を目指している先生であれば、指定医の取得が出来るか否か関わってきますので、知っておいて損はありません。

 

・このエリアの措置入院症例に関しては、実は行政の関係で症例が少ない。
・近隣にその症例専門の病院がある為、その特定症例はその専門病院が占有しており、他の病院は非常に少ない。(特に児童思春期症例や依存症症例に見られる傾向)

 

一般的に統合失調症、認知症、神経症圏、気分障害圏 等はあまり影響はないのですが、
主に上記の症例については影響を受ける事があります。

 

 

また私共が気をつけている事は「指定医の取得が出来る」という事を仰る病院です。
たまたま来る症例があるから取得出来る

年間としても確実に来る症例だから取得出来る
では、同じ取得出来るという状況でも信用度が違います。

 

更に上記のエリア毎の症例の強弱も重なり、単に病院側の仰る良い事に関してはしっかりと裏付けを取らなければなりません。

 

今後ご勤務する上で、患者様の症例に関心をお持ちの先生は参考にして頂ければ幸いです。
またエリア毎の詳細につきましては、ご相談頂ければ先生方と情報共有する事も可能でございますので、お気軽にご連絡ください。