まだまだ病棟の古い都内の精神科病院事情

 

関東近郊でご勤務されている精神科の先生方は特にご存知かもしれませんが、東京都内の精神科病院はまだまだ病棟が古い病院が多いです。
逆に他県の病院の方が建て替えを行なっていて新しい病棟になっていたり、もしくは今後建て替え計画が決まっていたりという状況があります。

 

精神科の先生方は比較的古い病棟でのご勤務に慣れており、気にされない先生方も多いかと思いますが、
本日は改めて都内の精神科病院の建物事情についてお伝えしたいと思います。

 

 

何故病院は古くなった病棟の建て替えを行なわないのか?

 

理由は様々ですが、主に以下の通りです。
■ 都内の場合、病院を建て替える土地が近隣で見つかり難い。(そもそも土地が狭い。)
■ 金銭的な面で都内の土地、また建て替えには莫大な資金が必要。(銀行からの借り入れ、返済計画もシビア)
■ 精神科の場合は長期入院の患者様が多い為、建て替え時の一時受け入れをどうするのか等の問題がある。

 

以上の通り、行なわないのではなく、行なえないという事情があるのです。

 

とはいえ、築年数は増えていきますと病院自体の運営問題に繋がります。

 

 

今後転職をお考えの先生は、病棟の古い病院に見学や面接に行かれる事はあるかと思います。
その際には現状だけを見るのではなく、今後病院の建て替え計画はあるのか?等も確認しておくと良いと思います。

 

仮にも建て替えを計画しているのであれば、建て替え後の場所が近隣ではない事も考えられます。→ 普段のご通勤に影響します。

 

 

これからの十年はこういった建物事情というのが、(特に都内の)精神科病院の悩みになるのかもしれません。