これまで大学病院に勤務されていた先生、また初期研修が終わった先生から以下のようなご相談を頂く事があります。

 

「転職をして民間の精神科病院に移った場合、有給休暇の取得はある程度自由に取れるのでしょうか?」

 

そもそも有給休暇は医師であろうが、勤務している人(労働者)であれば、誰しもが取得出来る休暇です。
しかしながら、地域の基幹施設となっている病院でご勤務されている先生、またお立場的・状況的にも自由にお休みが取れるような環境にいらっしゃられない先生は多いと思います。

 

 

では大学を出た外の世界はどうなのか?民間病院での有給休暇の取得度合はどうなのか?
本日はそこに触れていきます。

 

 

早速ですが、民間の精神科病院の場合、有給休暇を上手く使っている先生方は非常に多いです。

 

例えば、土日や病院の規定で決まっている夏季休暇等のお休みと併せて一週間程お休みを取り、海外旅行に行かれる先生もおります。
勿論、同じ時期に多くの先生がお休みを取ってしまうと病院運営に支障が出ますので、そこは他の先生方と相談をされていたり、医局長や院長先生が調整されています。

 

 

私共も多くの病院に訪問をしたり、院長先生や事務長様から直接お話を伺う事がありますが、
「他の先生方と上手く調整して、皆さん有給休暇は長期や短期の複数回を取っている」というご回答が得られます。

 

先生方におかれましても、ご家族の方の都合や家庭環境の変化でどうしてもお休みが必要な時は必ずあります。
僭越ながら、そのような先生方は有給休暇を上手く使って頂く事をお勧めしたいですし、上手く取得が出来るような(調整してもらえるような)病院でのご勤務をお勧め致します。

 

 

ご相談は以下よりお気軽にお申し付け下さい。
>> 精神科医の転職相談室 相談窓口