「当直無し!」の希望をぶつけた時の各病院の反応

 

「常勤希望で当直無しを希望しています」
そのようなご希望を先生方から頂く事があります。
 
勿論、そのようなご希望は仰って頂いて結構です。
ただ「当直無し」は先生ご自身の状況によって、各病院の反応が変わるのはご存知でしょうか?
 
本日は「当直無し」の希望をぶつけた時の各病院の反応についてお伝えしたいと思います。
 
 
まず条件が通りやすいのはどのような先生かをお伝えします。
 
① ご年齢が50代以上の先生
② 小さいお子様がいる女性の先生
③ ご家庭の状況(②以外の理由)でやむを得ない事情がある先生
 
以上です。
それ以外の先生に限っては病院側から「他の常勤の先生方も当直を行なっている為、入ってほしい。」「何故まだその歳で!?」「当直をやらないような先生は採用しない。」等の反応が返ってきます。
仮にそのような状況下の先生(①②③以外の先生)が当直無しが通ったとしても、他の在籍の先生方からの反応や見られ方は冷めたものになる可能性が高いです。
 

 
当直は最低でも月2回~3回は考えておいた方が良いと思われます。
 
しかし病院でも稀に以下のケースに限り当直は免除されます。
年齢や特別な理由は必要ありません。(あくまで稀なので大きな期待は持てません。)
■ 当直は非常勤医師で全て対応している病院。
■ 精神科病棟を持たない総合病院での精神科勤務。
■ 当直体制は1人で精神科病棟もあるが、内科病棟が多く内科の急変がある可能性の病院。
 
 
特別な理由がない限り、当直はやる事を前提にお考え頂いた方が良いです。
月1~4回までの回数については後で交渉は出来ますので、最初からラクをしたい事前提なのが伝わってしまうご希望は避けた方が良いです。