先生方が転職先の候補をお探しする時、本当は転職のプロに相談をするのがベターなのですが…
もしご自分でお探しする時、病院のホームページをご覧になる事があると思います。
また転職のプロ(コンサルタント)から紹介を受けた病院についてもホームページで確認する事があると思います。
 
そこで本日は病院のホームページをどのような感覚で見れば良いのかをお伝えします。
これは我々コンサルタントが見る感覚と同じです。
 
まずホームページで参考になる情報と言えば、
 
■ 写真で判断する病院の雰囲気
■ 勤務している先生方の内情・体制・外来表
■ 病棟区分
■ 症例・疾患
■ 立地条件・アクセス
■ 院長先生のお名前・ご出身大学
■ 採用情報
…etc です。
 

 
が…ホームページの内容だけで病院の良し悪しの判断はまだしないで下さい。
言葉を選ばずに言いますと、ホームページの内容を信じない方が良いという事です。
 
理由は以下の通りです。
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1. そもそもホームページの内容を更新していない事がよくあるからです。
・実は建て替え前の内容から更新しておらず、今の病院・病棟の雰囲気がかなり変わっている事がある。
・病棟区分が変わっており、症例も変わっている事もある。
・院長先生が変わっている事もある。
・既にいない先生のお名前が外来表に載っている事がある。
 
2. ホームページは患者様向けに書かれた内容ですので、実際の内情と齟齬がある可能性もあるからです。
・幅広い症例があるように書かれていても実際は特定の症例に特化している事がある。
・医師の募集情報のページにも、万が一患者様が観る事を考え、実際の内容とは少し違う内容が記載されている事もある。
 
3. 医師の採用情報に齟齬がある可能性があるからです。
・採用情報が出ていなくても募集をしている事が結構ある。
・採用情報が出ていても、今は募集していない事がある。(前の情報が残っている)
・記載がある勤務条件や内容が交渉したり、しっかりと確認する事で緩和されたり、良くなったりする事がある。
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特に3.についてはよくある事です。
本来なら先生に合う医療機関にも関わらず、ホームページの内容だけで判断して見逃してしまうのはあまりにも勿体無いです。
 
 
ホームページを見る感覚としては、参考の参考という本当にその程度です。(ホームページが悪いという事ではありません。)
最新の動画やフラッシュを取り入れたりとしっかり作り込んでいるのであれば信用度は高いのですが、それ以外は正直病院側に確認してみない事には何とも言えません。
 
最新の病院情報は是非プロのコンサルタントから手に入れる事を推奨します。