精神科医の先生方から以下のようなご相談を頂く事があります。
「ゆったり勤務（忙しくない）の病院に転職がしたい！」
 
実はこのご相談、先生のこれまでのご経歴や直近のご勤務状況によってはご紹介する病院が変わってきます。
 
例えば、
A先生：「今まではスーパー救急病棟のある急性期病院で勤務してきた為、今後はゆったりとした勤務がしたい。」
B先生：「これまでは慢性期の病院での勤務経験が長い為、今後も慢性期病院での勤務を希望する。」
 
A先生とB先生とでは直近の勤務病院が真逆と言えます。
おかしな言い方かもしれませんが、おそらく身体に浸み込んでいる業務スピードや業務量に対する捉え方が違うでしょう。
同じ病院の求人があったとしても、A先生にとってはゆったり勤務であり、B先生にとっては忙しい勤務という事も起こり得ます。
 
そして特にA先生の場合は、あまりに真逆の慢性期病院で勤務してしまうと、ギャップの大きさに今度は物足りなさが出てきてしまうのです。
直ぐにまた転職を考えるようになってしまったという事は避けなければなりません。
 

 
ですから、先生方の直近の勤務状況や業務量については慎重にヒアリングをさせて頂きたいと考えております。
そして見学や面接する病院は一つではなく複数の病院を比較検討する事も重要です。
 
見学や面接に行ってみて発見する事も多いです。
「この病院は慢性期だから院内に活気があまり無いな・・・」「もう少し活気のある急性期もある病院の方が良いのではないか・・・」「この勤務では流石にウデが落ちてしまうな・・・」等は見学や面接後によく先生方から上がってくるご意見です。
 
 
ゆったり勤務と言っても単に条件面だけで判断をしてしまうと、転職失敗になりかねません。
私共は先生方のこれまでのご勤務環境と今後のご希望を総合的に見て、ご意見を伺いながら先生と一緒に病院の選定が出来ればと考えております。