医師の先生方の中には、転職の際に知り合いの先生に相談をして、その先生から医療機関の紹介をしてもらう事もあるかと思います。
そこで本日はその時に注意するべき点についてお伝えします。
転職のプロ(コンサルタント)を通さなかったが為に、後でご苦労をされる先生方は案外多いのです。
早速ですが、その注意すべき点とは2つあります。
① 見学・面接後には必ず雇用条件の記載された条件書を見せてもらう事。(雇用契約書に詳細の記載があれば雇用契約書でも良いです。)
② お知り合いの先生経由で転職についてのリスクを知っておく事。
まず①については、
入職後に話が違ったとならないようにする為の書面です。
「こんな事聞いてなかった・・・」「給与額が違った・・・」というトラブルは意外に多いのです。
知り合いの先生経由ですと安心しきってしまい、大事なポイントを見落としたり、飛ばしてしまう事がありますのでご注意下さい。
条件書の提示は必ず求めるべきです。
②についてですが、
リスクとは主に以下のような事です。
・もしも辞めたいとなった時に、知り合いの先生経由だけに辞め難い事がある。
・万が一入職後にトラブルや医療機関と合わなかった時に、そのお知り合いの先生(紹介者)との人間関係・交友関係に影響する事がある。
・医療機関側からの期待値が他の先生より高い事によって、業務量を求められたり、プレッシャーとなる事がある。
お知り合いの先生の紹介だからと安心するのは良いですが、先生が後々損をしないように上記の事は行なうべきですし理解しておくべきです。
本日の記事は、転職において非常に重要な事です。
是非ご参考にしていただければと思います。