
弊社ですが、日々の活動の中で北は北海道、南は沖縄まで全国各地にあります精神科の医療機関と、精神科医の転職支援に関する件でやり取りをさせて頂いております。
そのやり取りを通じて感じる事なのですが、同じ精神科の医療機関であっても地域が変わりますと、求人の内容であったり、実際に訪問させて頂いた際の院内の雰囲気など、様々な点において違いを感じる部分がある事に気が付きます。
特に大きな違いを感じる部分は、やはり給与額という事になります。
地域によって給与相場は大きく違っており、同じ精神科医をご紹介させて頂いたとしても、実際に提示して頂ける金額が数百万円違ってくるような事もしばしばございます。
極端な例にはなりますが、実際にありました例を挙げますと、35歳で指定医をお持ちになられ、週4日での勤務をご希望されていた先生がいらっしゃいました。
こちらの先生ですが、エリアフリーでの転職活動を行っておられましたが、北海道の病院からは年俸で2,000万円の提示を受けましたが、一方で京都の病院からは1,100万円の提示という事で900万円の差が生じてしまう事もありました。
(北海道は全国でも給与相場が高い地域であり、京都は給与相場が低い地域になっており、それが如実に表れた結果になっています。)
もちろん、給与額の設定に関しましては、個々の医療機関によってまちまちという事になりますが、地域の相場と比較して明らかに金額が高い場合や低い場合は少なく、相場の範囲内に収まる事が多くなります。
こういった点からも、給与額を重視した転職活動を行う際には、どの地域で情報を探すと良いのか、その参考になります。
また、院内の雰囲気や医師を採用する際の熱量についても地域差があるように感じております。
都会の医療機関に関しては、応募してくる医師の数が多い事もあると思いますが、面接に参加しても短時間であっさり終了してしまう事も少なくありません。
短時間であるが故に職員の方々と会話をさせて頂く時間も短く、お互いに雰囲気を掴み切れないうちに面接が終了してしまう事もあります。
とある医療機関では、面接と院内見学を含めて30分以内で終わってしまったところもあり、正直なところ全体的にかなりクールな印象を受けてしまいます。
一方で郊外にある医療機関では、しっかりと時間をかけて面接を実施して頂ける事も多く、密にコミュニケーションを取らせて頂く事が多いです。
非常に歓迎されているような雰囲気を感じる事も多く、とても暖かい印象を受ける事が多いように感じております。
以上のように全国津々浦々、同じ精神科の医療機関にも様々なところがあります。
弊社では、精神科の医療機関に関するより詳細な情報を日々積み重ねております。
こういった情報を先生方にご紹介させて頂きつつ、先生方がご希望されている医療機関探しのお手伝いをさせて頂きたいと考えております。
より多くの情報をご用意して、先生方からのご相談をお待ち致しております。