本日は精神科医である先生方に向けてでなく、病院やクリニックの事務長様や医師採用担当者様に対しお伝えしたい事がございます。
私共【精神科医の転職相談室】は精神科転職専門(医師)のサイトという事もあり、全国の精神科を標榜する病院・クリニックから医師募集のお話を頂く事があります。
また逆に先生方のご希望に合わせて、お取引のない病院やクリニックに対し、こちらからお電話をさせて頂く事もあります。
しかしながら、残念な事に医療機関の担当者様によっては、精神科医の仕事や勤務条件、募集・求人のポイントについて抑えておられない方も見受けられます。
私共からの連絡や質問に対し、メッセンジャー的な役割のみで院長先生や理事長先生にそのままを報告・確認するだけを行なっている方をお見受け致します。
例えば、(ざっくりですが)
「どんな症例の患者様がおられるのか?」「週〇日勤務が可能なのか?」…etc
言わば基本的な内容ですら、把握されていらっしゃられない方がいらっしゃいます。
残念ながらそのような病院様やクリニック様程、なかなか医師の採用が出来ずにお困りのケースが多いのです。
引く手数多という先生なら尚更、他の医療機関の求人に先行されてしまい、お話が進んでしまう事も少なくありません。
普段お忙しいとは思います。
しかし、院内での医師不足というのは死活問題です。
その採用窓口という大事な役割を担っておいでなのですから、最終的に決済を取らなければならないであろう給与額以外の情報については即答頂きたいのです。
大事な医師の採用に携わるというのはそういう事だと私共は考えています。
「求人票を作って、とりあえずこれを先生に見てもらってください。」
・・・。
そんな紹介は出来ません。
もし本気で医師の採用をお考えの医療機関様は、まずは院内の採用担当者がどこまで病院の事を把握されているのか?
これからご確認頂くのが、一番の近道だと考えます。