転職先が決まったら現職への退職申請のタイミングはいつが良いのか? ~~精神科医師の転職について~~

 

5月~6月の今時期は秋頃から年内に転職を希望する先生方が転職活動を行なっているケースが多いです。
また来年4月の転職に向けて既に転職活動をなさっている先生方もいらっしゃいます。

そのような中、既に転職先が決まっている先生方に対してお伝えしたい事がございます。
(私共がサポートをさせていただき転職先をお決めになった先生方には既にお伝えはしておりますが、ご自身で転職活動を行なった先生、お知り合いの先生経由で転職先をお決めになった先生、他社様経由で転職先をお決めになった先生方は参考にしていただけますと幸いです。)

それは「既に現勤務先へ退職申請をされているかどうか」という事です。
 もし転職先が決まっているにもかかわらず「まだこれから」という先生がおりましたら、以下の点にご注意下さい。

まず入職時期までに期間がある場合や、また退職したいという言い辛い事は、ついつい先延ばしにしてしまいがちです。
しかし、他の先生方の退職も出てきてしまう可能性があるという事を考えなくてはなりません。

多くの病院、特に民間病院は医師の体制は一人抜ければ他の先生に負荷が掛かるような体制で運営をしています。
つまり転職先が決まっていても、現勤務先で他の先生が先に退職申請をすると、最悪の場合辞める事が出来ない状況に陥ってしまうのです。
一度に2~3人の医師の退職は、その病院としては死活問題に発展します。
よって後で退職申請を出されてもかなり強い引き留めにあうケースがあります。 

転職はご自身の事でいっぱいになりますので、他の先生方が同じような活動をしているかどうかを考える余裕がないのは当然です。
他の先生方がまさか転職を考えているなどとは思わないものです。
但し、先生がお辞めになりたいというお考えを他の先生方も持っていても不思議ではありません。

もし転職先が確定をしましたら、入職時期に合わせる為に早めの退職申請をお勧め致します。
(勿論、特別な事情や都合がある場合は別です。)

他の先生方への引継ぎや患者様への告知を考えても、余裕のある時期にする事は間違いではありません。
もし退職時期や退職方法についてお悩みのある先生は、お気軽に私共【精神科医の転職相談室】へご相談下さい。