転職活動を行う際には幾つか重要なポイントが存在しています。
その中でも最も大事なポイントは面接でいかに上手くアピールする事が出来るかどうかです。
医師の転職市場においては現段階では多くの場合、売り手市場になっている事もありアピールなどしなくても
何ら問題なく採用して頂ける場合が多くなります。しかし一つだけ意識して頂きたい点としましては、
面接を上手くクリアする事が出来れば、その先の展開に大きな影響をもたらすという事です。
上手くアピールする事が出来れば希望の勤務先に採用してもらえる事はもちろんですが、
労働条件等の交渉の際にも大きくプラスに働く場合も少なくありません。
つまり良い評価を頂く事が出来れば当初想定していた以上に好条件を提示して頂ける事もあり得るという事です。
実際に条件の最終的な提示は面接を実施した後という事になります。これは採用する側としても
面接を通じて最終的な評価を下したいと考えているためで、逆に言えば面接での評価によって
提示できる条件面が変わる可能性がある事を示唆しているからなんです。
では面接の際にどんな事に気を付けて対応すれば良い結果に結びつくのか考えてみたいと思います。
面接で必ず行う事としては、
・過去にどのような経験を積んでこられたのか(ご経歴についての)確認、
・今後どんな事をやっていきたいと考えているのかの確認、
・どんな条件での勤務を希望しているのかの確認、
必ず確認される事は以上のような事になります。
しかし、これらはあくまでも確認作業であって、これを上手く答えられたからと言って
ご自身をアピールした事にはなっていません。
ではご自身をアピールするためにはどのような事を相手方に伝えれば良いのかという事になりますが、
それはズバリ「自分はこんな事が出来る!」という事をアピールする事になります。
ただしここで注意すべき点は自身の強みを一方的にアピールするのではなく、
「相手方が何を望んでおり、それに対して何が出来るのか」を答える事になります。
要は相手方のニーズにどれだけ応えられるかが大事になります。
まずは相手方が何を望んでいるのかを把握し、それに対して何が出来るかを答える。
これが最大のアピール(マッチング)に結び付くのではないかと思います。
ベストマッチングこそが採用する側、される側にとって最も良い結果に結び付くのです!