転職の希望条件は高く言った方が得なのか?

 

転職をお考えの先生方のご希望条件は多種多様です。
私共【精神科医の転職相談室】ではこれまで多くの先生方のご希望を聞いてまいりました。

そんな中で私共に対し以下のように仰る先生がおります。
「給与希望を初め、その他の希望条件は高く設定しておいた方が良いのか?高く言っておいて医療機関側に検討してもらう方が得なのか?」

結論を言います。
私共に対しては言って頂いて構いません。

では仮に、何も考えずにそのまま医療機関側へ先生のご希望をぶつけるとどうなるのか!?
「そんな条件の高い先生は当院では採用できません!」と言われて終わりです。(このように言われてしまう可能性が限りなく高いです。)

私共には言って頂いて良いとお答えしたのは、精神科転職専門のコンサルタントである私共は、加減を知っているからです。
「この条件を病院やクリニックにぶつけたらギリギリ通るかな・・・」のラインを知っているからです。

よってそのラインのお話を先生と共有し、ご希望が高い先生は、さらにその希望条件の数が多い先生は、ラインの調整や優先順位を先生と話し合い調整します。
逆にご希望が少なくご希望が低い先生は、引き上げる事も可能です。

つまり私共コンサルタントには色々とぶつけてほしいのです。

但し本当の希望ラインは隠し、元々のご希望をそれよりも高くしておけば「叶えられた時はラッキー」なんて事はほとんどありません。
むしろ医療機関側から断られてしまい、二度と応募も出来ないような事になる(嫌われてしまう)リスクの方が高くなります。

転職成功は転職候補となる医療機関側との駆け引きも重要な要素です。
しかしこの駆け引きは非常にナイーブなものです。
もしご自身の希望条件のラインが適正なのか無謀のかのご判断が難しい場合は、お気軽にご相談下さい。