採用面接が先生にとって有益な時間となる為に

 

転職までの流れの中で医療機関との面接は必須です。
しかし面接に向けて何も準備せずに、ただ何となく医療機関へ面接に向かうのはよろしくありません。
というのも、その病院を後でじっくり検討する、またいつでもリマインド出来るようにする為にも、面接時に病院側からの一方的な話だけで終わってしまうのは勿体ないからです。
(実際に病院側からの質問や説明だけで面接が終わってしまうケースは少なくありません。)

そこで、本日は面接に向けて先生が事前に準備しておいた方が良い事をお伝えしたいと思います。

準備と言いましても、簡単です。
それは先生から医療機関側に聞きたい事を事前に整理しておく事です。
メモに書き出して、当日お持ちいただくのも良いと思います。(面接時にそのメモをお出しいただく事は全く問題ありません。)

面接も終盤になりますと「先生の方から何か質問はありますか?」と聞かれる事が多いのですが、実は面接の中でも先生の方から質問をするこの機会というのは重要なのです。

では、なぜ質問内容を整理しておいた方が良いのか?

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<理由①>
普段の時間を割いて、また場合によって有給休暇を取得して面接に行くからには、参考になる有益な情報を限られた時間で聞き出せるようにする為。
⇒それにより先生ご自身に合う医療機関なのかの判断が明確になります。

<理由②>
スムーズに質問をする事によって仕事への気持ちが伝わりやすくなり、またそれが医療機関側からの評価に繋がる事もある為。
⇒それにより好条件の提示にも繋がる事もあります。

<理由③>
今の勤務先と比較検討しやすくする為。
⇒今の業務に対する不満が転職をする事によって解消されるのか?等より明確にする事で出来ます。
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給与額や福利厚生についての内容は、後で病院側から提示される条件書で確認が出来ますので、実際に働いてみないと分からないような業務の中身に関する事が良いです。
(給与額 等の質問は、先生からしてしまう事で変な誤解を招く事がありますので、避けた方が良いです。)

例えば、
「患者様の疾患はどのような方がいらっているのか?」「合併症の患者様はどのように対応されているのか?」「常勤の先生方の年齢層はどれ程なのか?」「インテークはどの辺までやってくれるのか?」「医局会は何曜日にされているのか?」「カルテは今後電子カルテにする予定はあるのか?」…etc

質問を事前に整理しておき、それを順にぶつけていく事でその医療機関に対するイメージも徐々に固まっていきます。
わざわざその医療機関へ行ったにもかかわらず、質問をしないというのは正直勿体ないのです。

今後もし、転職面接を控えている先生は事前に質問を整理しておく事をオススメ致します。