最幸の転職の為に重要なこと

 

精神科医の先生方から転職のご相談があり、その後やり取りをさせていただく中で以下のように仰る先生が時々いらっしゃいます。
「面談や電話で話をするのは時間が掛かるから、こちらから条件を挙げるので、それに合う求人を送ってほしい!」

先生のお気持ちは分かるのですが、実はそれ非常に勿体ないのです。
先生のご希望に合致する良い求人を複数提供できるかもしれないのに、その可能性を潰してしまっています。

…?

どういう事かは、順に説明をします。

まず求人の種類についてなのですが、大きく分けて求人には以下の①~③があります。
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① 既定の条件だけに該当する先生を募集している求人(枠内に収まってくれる先生の募集)
② 既にある採用枠を先生のご希望に合わせて、採用側が条件等をアレンジしてくれる求人(柔軟な対応が出来るよう敢えて規定枠は設けずに先生を募集)
③ 公に医師の募集はしていないが、先生ありきで採用を検討してくれる求人(是非入職してほしいと思える評価の高い先生のみ募集)
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上記の中で②が魅力的に映るのは当然だと思います。
どうしても求人と言うと①をイメージする先生方が多いかもしれませんが、実は医師の転職市場では②のようなケースも多く、そのような医療機関(場合によっては③)と出会う事が最幸の転職に繋がる可能性を高めます。

但し、この②や③の求人を医療機関側から貰えるには条件があります。

それは、私共コンサルタントがその医療機関に対し、どのような経験がある先生なのか、そしてその先生がどのようなお考えや希望条件を求めているのかを説明し交渉をする事です。
(先生の個人情報は勿論、個人が特定出来る内容で交渉する事はありませんのでご安心下さい。)
冒頭の先生からのお話のように、希望条件だけ伝えても話は通りません。⇒「どのような先生なのかが分からないのに、どのような意図があってそのようなご希望をされているのかが分からないのに、この条件が通るかと言われても検討が出来ない:医療機関の採用担当者談」
だからこそ勿体ないという事になるのです。

ですから、私共は先生にとってベストな求人を提供する為に、まず電話や面談で先生を知る事から始めます。
これは先生がベストな医療機関と出会う為に必要な重要なファーストステップです。
最近はコロナウイルスの影響からオンライン面談や電話の機会が多くなっていますが、その際には先生のこれまでのご経験やスキルだけでなく、先生のお仕事に対する熱量やお考え(ライフワークバランス等)、そして当然ご希望の条件もしっかりとお聞きします。

また同時に、その先生のお考え・ご希望と実際の市場の状況を比較して実現可能かどうかの難易度も共有します。
この面談やお電話の機会が先生にとっても有益なものになるよう、お話を伺うだけでなく、しっかりと必要な情報をお伝え致します。

以上について少し面倒とお感じになるかもしれませんが、安易な進め方で転職をして、後悔をし、また転職となってしまってはもっと面倒な事になります。
先生の人生に関わる大事な転職ですので、私達も真剣に先生方を向き合いたいという考えがある事をご理解下さい。

縁があって私共【精神科医の転職相談室】へご相談を頂いた先生方には、最幸の転職をしていただきたいと思っています。