まさかの事が起こったら・・・、もし急な事が起こったら・・・

 

本日は、昨年末に駆け込みのように多くご相談を頂いた事例をご紹介したいと思います。
それは、先生ご自身の意図とは反する出来事によるご相談です。
先生方は時として、ご自身では意図しない「ご家庭の事情」「勤務している病院の事情」などで今後の勤務状況に影響が出てくる事があると思います。

例えば、
①急遽、妊娠が分かり今後今の働き方を続けられそうにない。転職をするべきかどうか。
②両親の介護が必要になってしまった。転職をするべきかどうか。
③旦那の転勤により、遠くに転居をしなければならなくなってしまった。転職先を探したい。
④コロナの影響で病院経営が厳しくなり、来年度からの契約は結べないと言われてしまった。

これらは事前には予測できない事もある為、以上のような事が急に起こってしまう事で先生ご自身が混乱されている事もあります。(ご妊娠に関しましては大変喜ばしい事です。)
しかし冷静になって、まずは何をするべきかを考えてみて下さい。

上記①②の場合ですと、まずは現在勤務している医療機関に相談してみる事が重要です。
迷惑をかけるからと、いきなり退職申請をしてしまうのはよくありません。
現在勤務している医療機関が場合によっては、柔軟な働き方を考えて下さるケースも多々あります。
実際に私共に転職の依頼をされた後に、現勤務先の病院へ相談したところ、柔軟な勤務が許され転職活動をする必要がなくなった先生方もいらっしゃいます。
ですから、まずは何をするべきかを冷静に考えてみて下さい。
もし事務長や医局長、院長などに相談してもやはり現勤務先での継続は難しいという事でしたら、その時初めて転職をお考えになれば良いのです。

また上記③④の場合ですと、現職場で勤務出来るリミットが予め決まっている訳ですので、直ぐにでも転職活動をする必要があります。
急を要する事だからこそ、ご自身だけで直ぐに情報を集める事も難しいかと思います。
もしそのような先生がおりましたら、私共へご相談ください。
最短で最良の道を提案させていただきます。

以上のように先生方が長年医師としてご勤務される中では、まさかの事も起こります。
先生のライフステージによってもそれは起こりえる事です。
僭越ながら、そのような時は直ぐに次の勤務先を考えなければならない時もありますが、まずは現職場で何とかならないかと冷静になって考え行動を起こす事も重要です。