指定医をお持ちの先生からのご相談について

 

私共【精神科医の転職相談室】では、これまで指定医をお持ちの先生方からの転職相談を数多く受けてまいりました。
またここ数ヶ月の間でも来年4月からの転職に向けて、転職のご依頼やご相談を頂く事も多くなっております。

そこで今回は指定医の先生方からの相談事例にスポットを当てて、ご紹介をしたいと思います。
指定医の先生方におかれましては、近年様々な勤務幅が出てきております。
そのような中で、ご自身以外の指定医の先生方がどのような事を考え転職に至ったのかを参考までにご覧いただければと思います。 

早速ですが、指定医の先生方からご相談内容は以下の通りです。

<ご相談内容>
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①「今後は給与額を重視した転職をしたい。」
②「条件は下がってでも、自身のやりたい事を重視した進路に進みたい。」(例:児童思春期外来をやりたい。mECTを行いたい。認知症の患者様を診たい。など)
③「勤務形態・内容が今までより緩く、しかも給与条件の上がる転職先を探したい。」
④「将来の開業に向けて、クリニックでの雇われ院長職(管理職)をやってみたい。」
⑤「勤務形態(週4日・当直なし)に重点を置いた転職をしたい。」
⑥「これまで経験値で薄い分の強化を図りたい。」(例:児童思春期症例の経験がさらに積めるところ。など)
⑦「アクセス面を重視した転職がしたい。」
⑧「自身が転職をする場合、どの程度の条件(相場と比較して)が妥当なのだろうか?」
⑨「これまで大学医局に属してきたが、ようやく辞めれそうなタイミングの為、転職がしたい。」
⑩「〇〇方面(転居希望エリア)で勤務してみたい思っていた為、近郊に良い病院があれば転職したい。」
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内容は以上の通りですが、さらに先生方からお話を伺っておりますと、転職をお考えになったタイミングとしてライフステージが変わるタイミングという事があります。
例えば、ご結婚のタイミング、ご家族が増えたタイミング、お子様の子育てが落ち着き復帰するタイミング、お子様が進学されるタイミングなどです。
特にこれまでハードな勤務を続けてきた先生は、ライフステージが変わるというのは、今後の事を考える良いタイミングなのです。

また他には、指定医の取得が出来たタイミングというのも理由の一つになっているようです。
指定医の取得後に、これまでのハードな勤務から解放されたい、サブスペシャリティを付けたい、金銭的に余裕のある生活をしてみたい、とお考えの先生は多いです。
実際に弊社調べ(※弊社へご相談いらした先生方500人を対象にアンケートを行なった結果)では、79%の先生が「指定医の取得のタイミングで転職を考えたことがある」と回答されています。

以上は一部ですが、指定医の先生方からのご相談内容、転職に至った理由です。

無理に転職をお勧めする事は絶対にありませんが、もし今後の進路についてお考えの先生がおりましたら、お気軽にご相談ください。
上記のような事例や実際の医療機関の情報を共有させていただきたいと思っております。