コロナ禍でのクリニックの非常勤案件について

私共【精神科医の転職相談室】へは「クリニックの非常勤案件を探している」という先生方からご相談を頂く事も多数ございます。
しかし、今年はその状況が少し変わっています。

変わっているというのは、先生方が非常勤案件をお探しする理由です。
ここ数ヶ月は以下のような相談を頂く事も増えています。
■「コロナの影響で、現在週1日行っているクリニックから暫くお休みをしてほしいとの打診があった為、非常勤先を変えたい。」
■「コロナの影響で、現在言っている非常勤先のクリニックから辞めてほしいと言われ、急遽別の非常勤先を探したい。」
■「コロナの影響で、非常勤先のクリニックの終日勤務が半日勤務になってしまい、この状況下でも終日勤務の出来るクリニックを探している。」

コロナ禍でクリニックの運営は今、大きく変わっています。(それでもピーク時よりは回復はしてきていますが。)
引き続き患者数に変動はなく、医師の募集を行なっているところもあれば、上記のような経営不振に陥っていしまっているクリニックもあります。
※デイケアについては、まだまだ縮小傾向のクリニックが殆どです。

という事はどのような事が起こるのかと言いますと、普段通り非常勤で医師の募集を行なっている1つクリニックに対し、複数の先生からの応募があるのです。
先生方のお立場からすると、面接までお話を進めても、断られてしまう可能性が高くなっているという事になります。

以上のように、1つの非常勤案件に対する倍率が上がっている事から、早めの行動がカギになっています。
先生方を急かすつもりは一切ないのですが、非常勤案件をゆっくり検討していると、普段よりも早く閉まってしまう可能性がより高くなっているという事です。

非常勤をこれからお探しの先生におかれましては、例年とは違う進め方や対策も必要になります。
それらの対策についても私共は先生方と共有させていただきますので、お気軽にご相談を下さればと思います。