転科の場合の給与査定について

弊社の方には他科から精神科への転科をご希望されている先生方からのお問い合わせを多数頂戴しております。
医療機関側も転科の先生を積極的に受け入れている所もあり依然、精神科への転科のニーズは高いと言えます。

しかし転科の場合、精神保健指定医をお持ちの先生方など既に精神科での勤務経験をお持ちの先生方をご案内させて頂く時と違い、幾つか注意して対応しなければならないポイントがございます。
その一つとして特に注意が必要なのが給与額についてのご案内という事になります。

通常、既に精神科でのご勤務経験をお持ちの先生方が転職を行う際に給与額を査定する際の基準は以下のような基準が存在しております。
・精神保健指定医や専門医などの資格の有無による査定
・医師免許を取得してからの年次による査定
・精神科医としてのキャリアを考慮しての査定
・ご年齢による査定
・前職場の給与額を考慮しての査定
・面接時の評価による査定、、、など、こういった要素を考慮した上で最終的に給与額をご提示して頂く事になるのです。

しかし転科の場合には精神保健指定医や専門医など精神科に関連する資格をお持ちでない場合がほとんどになりますし、当然の如く精神科医としてのキャリアもありません。
また転科するまでのご経歴を評価して頂ける場合もあれば一切、査定には加味されない場合などもあります。
さらには多くの病院で転科の先生方への給与額の査定方法が明確に定められていない場合が多く、病院の事務職員に対し想定される給与額について質問をしても明確な回答が得られないような場合も多々ございます。
つまり事前に目安となる給与額をお伝えしにくいという難点が存在しているのです。

では弊社ではこういった問題点をどうやってクリアしているのかと言いますと、それは過去の実績を振り返り、そこからおおよその金額を算出する事です。
・どの科からの転科なのか
・医師としての勤務歴や経験値
・ご年齢
・地域による相場、、、など、
諸々の条件を考慮し、過去の実績に照らし合わせて想定するようにしております。
逆に医療機関側に対して弊社から転科の場合の給与相場をお伝えさせて頂き、それを参考にして頂きつつ給与額をご提示して頂くような場合もあります。
このような作業を日々継続していく事で作業のクオリティは格段に高まってきていると考えております。
こうやって積み上げてきた成果を弊社にお問い合わせ頂いた先生方へ惜しみなくご提供させて頂く事で転科に対する不安を少しでも拭って頂ければ幸いです。
精神科への転科で不安を感じていらっしゃる先生方、安心して弊社までご相談下さいませ。