今回は入職時期についてのお話になります。
転職活動を行う際の大きなポイントの一つが転職時期という事になります。
医師の採用を行っている医療機関の多くは今すぐにでも医師を確保したいと考えている場合が多くなります。
そのため「すぐに入職可能です」という先生がいらっしゃれば大変喜ばれる可能性が高いです。

しかし一方で「すぐに入職できます」という先生方の場合、既に職場を退職している場合か、近い将来、退職が決まっているような場合が多くなります。
この状況に対して全て良しと捉える医療機関だけではない、という事も頭の隅に入れておいて頂いた方が良いかもしれません。
医療機関によっては既に退職しているという事は、何か特別な理由（ネガティブな理由など）で直ぐに退職せざるを得ない状況であったのではないか？などと疑いの目で見られるような場合もございます。
実際に面接の場でそのような探りを入れられる事もしばしばあります。

一般的には医師の場合には売り手市場であり引く手あまたの状況である事を考えますと退職したいと考えても職場側が簡単に了承しない事が多くなります。
にも関わらず既に退職している場合や、現職場が急な退職を承認している事に対して不信感を募らせるのです。
つまり「今すぐに入職できます」と伝える事は一見、良さげな表現に見えてしまうのですが、逆に相手方に対して何らかのネガティブな理由が潜んでいるかもしれないという事を推測させる事に繋がってしまう恐れもあるのです。

以上のような事からも安易に「すぐに入職が可能です」と安易にお伝えしない方が良いかもしれません。
まずは医療機関側の募集状況がどのような状況なのかなど背景を確認してからお伝えするようにした方が無難です。
お伝えしても良いか否かに関しては私共の方で判断させて頂く事も可能です。
まずは、お気軽にご相談下さいませ。