先日、弊社までご相談に来られたH先生ですが、3か月ほど前に新たな常勤での勤務先が決まり、だいぶ落ち着いてきたということで、お休みの日を利用して週1回の非常勤勤務をご希望されて弊社までご相談に来られました。
内容としましてはクリニックでの外来勤務をご希望されておりましたので、弊社にて案件をお探しして、とあるクリニックの案件をご紹介させて頂く事になりました。
H先生に求人の内容をご確認頂き、ご興味をお持ちいただき面接に参加してい頂く事になりました。
そこで、H先生とクリニック双方のご都合を確認し面接日時の設定を行い、一旦は予定が確定しました。
あとは面接当日を待つのみという状況まで進めてきたのですが、ここから想定していなかった事が発生したのでした。
まずは、調整した日時についてクリニック側から変更の依頼が来たため、再度H先生とクリニックのご都合を確認し調整を行い、リスケが完了しました。
これで問題ないだろうと思っていた矢先、再度クリニックより面接を開始する時間を変更して欲しいという事で面接日時の再々調整の依頼が来ました。
このようなケースはあまり起こることがないのですが、H先生に事情をお伝えして再々調整をさせて頂き、何とか調整が完了したのでした。
もうこれ以上は何も起こらない事を祈る状況でしたが、もう一点、想定していない事が発生しました。
面接を実施する前日になって、クリニックの方から「面接を通過された際にはトライアル勤務を実施して頂き、その上で問題なければ正式にご就業をお願いする事になります。」というようなアナウンスがあったのです。
本来であれば、もっと前の段階で教えて頂きたかった事であり、流石に私共としましても困惑してしまったのですが、結果的にはH先生にもご了承頂き、面接・トライアル勤務を無事にクリアして頂き、実際にご勤務して頂くに至りました。

実は今回のような事例ですが、H先生の時だけではなく、他の医療機関とのやり取りの中でも同じような事が頻発してきております。
特にクリニックとの間で同じような事が起こる可能性が高いと感じておりますが、私共の仮説としては、敢えてこのような対応しているのではないかと感じる事があります。
どういうことかと言いますと、意図的に予期せぬ事態(特に医療機関側の一方的な都合)を押し付け、それに対して応募している先生がどのような反応を示すのかを試しているのではないかという事です。
つまり、急な変更であったり、事前に聞いていなかった要求などをすることに対して気分を害する先生なのか、快く受け入れて頂ける先生なのかを判断しているのではないかという事になります。
もちろん医療機関側としては後者の先生を招きたいとの意向がある訳ですが、こういった姿勢も今までにはなかった、医療機関側の買い手市場に移行したことによる典型的な流れのように感じております。
こういった事実がある事を前提として考えた場合、何が重要かと言いますと「これは採用試験の一部である」という事を事前に把握できているか否かという事になります。
把握したうえでお話を進めていく事と、全く知らずに進めていくのでは、出てくる結果も大きく変わってくることになると思います。
今後の精神科医の転職活動では、こういった背景も視野に入れつつ活動を進めていく事が求められます。
これからの精神科医の転職に関しまして、不安なこと、ご不明な点などございました際には、まずは弊社までお気軽にご相談下さいませ。