弊社では10年以上にわたり精神科医の転職市場の移り変わりについて見てきました。
その中で一番に感じている事ですが、過去にも何度かお伝えさせて頂きましたが、医師側の「売り手市場」から医療機関側の「買い手市場」への急激な加速という事になると考えております。
医療機関側の買い手市場について考えますと、一つは求人数の減少が挙げられます。
各医療機関における医師の採用枠が以前に比べまして、大幅に減少しつつあるという事になります。
特に東京を中心とした1都3県や大阪周辺、愛知、福岡などの大都市圏周辺では、その傾向が顕著になってきております。
もう一つ、買い手市場になりつつある中で大きく変わってきている事は、採用試験の難易度アップという事になります。
売り手市場であった時は、採用試験という名の顔合わせ的な意図で面接等が行われることが多かったのですが、ここ最近では明らかにふるいにかけるような採用試験が多くなってきております。
面接の際に質問される内容についても、非常に細かい部分まで突っ込みを受けるような事が多くなっていたり、面接だけではなくトライアル勤務や外来時のロールプレイングを実施するなど、明らかに医療機関側が医師を選定するための作業が多くなってきております。
以前は面接を実施する前に「面接対策」を行うような事は非常に少なかったのですが、ここ最近ではどのような場合においても事前に対策のお話をさせて頂く機会が非常に多くなってきております。

また、医療機関の中には表面上では「精神科医大募集」ということを打ち出して、多くの精神科医からの応募を募るためのアナウンスをしているのですが、実際に蓋を開けてみますと、そこまで大々的に募集を行っている訳ではなく、多くの医師からの応募を募るためにこのような宣伝を行い、実際に応募してきた医師の中から医療機関の希望に見合った医師だけを選んで採用しようという意図が隠れているのではないかと思わざるを得ないような活動をしているところもございます。
このような厳しい現実をお伝えしますと、身構えてしまう先生方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、市場がどう変わろうとも「先生方を必要としている医療機関」は必ず存在します。
大切なのは変化を恐れず、正しい武器を持って市場に臨むことです。
「自分のキャリアで大都市圏での転職は可能なのか?」「自分自身の市場価値はどうなのか?」といった、ちょっとした疑問について確認でも構いません。
まずはセカンドオピニオンを受けるような軽い気持ちで、お気軽に弊社の無料キャリア相談をご活用ください。