以前、私共の方でご案内させて頂きましたK先生(30代後半 男性)から求人を紹介して欲しいという依頼を受けた際に、先生の方から必ず調べて頂きたい事項があるという事でご要望を頂きました。
そのご要望とは、各病院に在籍している常勤医師の年齢構成について調べて欲しいということでした。
例えば、20代の先生が〇名在籍、30代の先生が〇名在籍、50代の先生が〇名在籍というような感じで、具体的な年齢構成について調べて欲しいというものでした。
K先生としましては、特に20代や30代など若手の先生から60代や70代、場合によっては80代以上のベテランの先生まで幅広いご年齢の先生方がバランスよくご活躍されているような病院を探していきたいとのご意向をお持ちになられておりました。

何故、年齢構成が気になられるか、その理由を確認してみましたところ、以下のようなお返事が返ってきました。
「幅広い年齢の先生が活躍されているという事は、それぞれの年代に見合った働き方が可能な病院であるという事を示している事がよく分かるのです。」という事でした。
K先生は30代後半というご年齢であり、現時点ではまだまだ救急や急性期など、バリバリと仕事をこなしていきつつ、様々な経験を積んでいきたいとのお気持ちがあるようでしたが、K先生ご自身がご年齢を重ねられた時の事を考えますと、いつまでも救急や急性期で勤務を継続していくというのは現実的には厳しいことも想定され、その際の事も見越した場合に、ベテランの先生方でも活躍できる場がある病院であれば、将来的に腰を据えて末永くご勤務出来るのではないかと考えておられたようです。
その判断材料として、実際に若手の先生方からベテランの先生まで、幅広いご年齢の先生方が活躍されている実績がある病院かどうかを調べる事で、おおよその状況について把握する事が出来るのではないかとお考えになられたようです。
K先生のお考えはとても理にかなっており、実際に救急や急性期のカラーが強い病院では若手の先生方は多くご活躍されている場合が多く、逆に慢性期の病院ではベテランの先生方が多くご活躍されている場合が多くなっています。
病棟の区分や業務量、入退院数や平均在院日数、来院される患者の内容などからも、その病院の忙しさを図る事は可能ですが、そこに実際にご勤務されている先生方の年齢構成を加味する事で、より具体的にその病院の忙しさ等を確認する事に繋がるのではないかと考えております。
K先生も年齢構成だけで病院の良し悪しが全て分かる訳ではないという前提でお話をされていた事になりますが、新たな視点の一つとして病院を見極める材料の一つとして常勤医師の年齢構成を調べてみるというのも一つの方法ではないかと思います。
今後、病院をお探しになる際の一つの指標として取り入れてみては如何でしょうか。