精神科病院における昇給や人事評価制度の実情

転職活動を行う際ですが、面接を実施し無事にオファーを頂いた際には、労働条件通知書を求職者に対して提示する事になります。
労働条件通知書ですが「労働契約の期間」「就業場所・業務内容」「勤務時間」「休日・休暇」「賃金」「退職に関する事項」などについて記載する事が決められているのですが、今回のテーマである「昇給」に関しては、必ず記載しなければならないという規定はなく、多くの場合、口頭で伝達されるような場合も多くなります。
そのため、昇給の有無に関しては曖昧になってしまう事も少なくありません。

昇給についてですが、労働者の立場から考えますと、仕事に対して高いモチベーションを維持するという観点から考えますと、昇給はあるに越したことはないように思います。
※入職した当時の給与額に将来の昇給分が織り込まれているような場合には、意図的に昇給なしという手段が取られる場合もあります。
ちなみに、精神科の医療機関における昇給の有無はどのような状況かと言いますと、過去の情報を調べてみますと、約9割の医療機関において何らかの形で「昇給あり」という事になっています。
つまり、ほとんどの医療機関において昇給ありという事になっているという点に関しましては、とても良い傾向であると思うのですが、もう一つ重要な要素としまして、昇給の中身に関しましては、明確に定められていない場合も多く、何を基準に昇給してもらえるのかが曖昧な場合も多くなっています。
こういった曖昧さが、後々のトラブルに繋がってしまう恐れも十分にあると考えております。

一方で、医療機関の中には昇給に関する規定、つまり人事評価制度が明確に設定されているところもあります。
今までは年功序列のように、年次が経過する事で自動的に昇給されるような従来型のやり方を踏襲している場合も多かった印象で、それによって不公平や不平等な査定が行われる事も多かったと耳にしておりますが、人事評価制度を設定する事で、明確で納得感のある査定が行われる事になり、職員のモチベーションアップにも繋がっているというようなお話を伺う事が多くなりました。
以上の事からも昇給の仕組み(人事評価制度)は長くご勤務して頂く際に非常に重要な要素の一つだと思います。
そのため、新たな勤務先をお探しになられる際には、是非昇給の仕組みについて詳しくお調べ頂きたいと思うのですが、採用試験の際に、こういったお金に関わる部分について根掘り葉掘り質問する事は、なかなか気が引けてしまう事もあるかと思います。
そのような場合には、私共の方から確認をさせて頂く事も可能でございます。
利用できるものを上手く活用して頂きつつ、少しでも転職活動を優位に進めて頂く事も、転職成功の秘訣の一つではないかと考えます。
今後のご参考にして頂けますと幸いです。