転職先として良さそうな医療機関を見つけたら、次のステップは医療機関側との面接です。
 
しかしながら、必ずしも「面接=入職可能」という事にはなりません。
先生方が医療機関を選ぶのと同様に、医療機関側も面接という場を通して先生の採用の可否を決めています。
 
 
実は医師の転職市場での面接パス率は60~70%と言われています。
(産業医案件のパス率は30%程です。)
つまり、40~30%の先生方は残念ながらNGが出てしまうのです。
面接で落とされる事は珍しくないのです。
 
 
では、どのような理由で断られてしまうのか・・・。
 
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
断られるケースは大きく分けて2つです。
① 先生側に問題があったケース(殆どがこちらのケース)
② 面接後の医療機関側の都合によるケース
 
 
①は、残念ながら医療機関側からこの先生には来て欲しくないと判断されてしまった場合です。
・コミュニケーション能力に欠ける。
・勤務している先生方と性格的に合いそうも無い。
・健康状態に不安を感じる。
・経歴を偽っていた。
・先生のスキルと医療機関が求めるスキルに齟齬があった。
・面接の際に条件面の質問ばかりしてしまった。
・質問が全く無く勤務に対して本気度が感じられなかった。
…etc
 
②は、面接後に医療機関側に何らかの都合が出てきてしまった場合です。
・急遽、医療機関側の体制が見直され採用の必要が無くなってしまった。
・急遽、大学医局から医師が来てくれる事になった。
・候補者が複数いた為、今回は他の応募者を採用した。
…etc
 
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
 
以上の通りです。
②に関しましては防ぎようもない事ですが、①に関しては事前の対策でカバー出来る事もあります。
 
 
では医療機関側は主に先生の何処を見ているのでしょうか?
 
以下の3つです。
 
◆ 人柄を含めたコミュニケーション能力
◆ 見た目(清潔感の有無)
◆ 医療レベル
 
実は、コレだけなのです。
 
s__s1c1390_sss
 
ですから面接だからといって変に構えたり、難しく考えることはありません。
殆どコレだけですから。
 
細かい勤務条件等は全てコンサルタントに交渉させたり、確認させたりと任せてしまえばよいのです。
 
面接が無駄足になってしまうその前に、以上を参考にして頂ければ幸いです。