「指定医の取得が出来たから、転職を考えています。」
精神科医の先生方からの以上のご相談、非常に多くなっています。
 
先生のご意向を尊重をしたいと思っておりますが、
先生の中にはどのような進路に進んだ方が良いのか迷われていたり、全く無計画の先生もいらっしゃいます。
 
 
そこで本日は、参考までですが、今先生方からのご意向として多い2つの進路についてお伝えしたいと思います。
 
早速ですが、以下の2つの道をご希望される先生方が多いです。
1. 急性期~慢性期のどちらかに偏っていない病院での勤務
2. サブスペシャリティの経験が積める病院での勤務
 
<1.について>
指定医の取得が出来る病院の多くは急性期に寄っている病院とも言えます。
救急や幅広い症例の患者様がいらっしゃる事から、比較的忙しい勤務をされてきた先生が多いと思います。
よってもう少しオフの時間を大事にしたい先生、ご家族との時間を大事にしたい先生は多いのです。
またオフの時間を大事にしたいからと言っても、指定医になれたばかりですので、いきなり完全な慢性期病院へは抵抗があるようです。
(指定医としての業務量が極端に少なくなり、将来的に指定医としてのウデ・お立場が悪くなるというお考えがあるようです。)
 
<2.について>
認知症や老年精神、依存症、児童思春期 等のサブスペシャリティを身に付け、指定医にさらに箔を付けようとする先生方は少なくありません。
専門分野を持つ事で専門外来等で病院にさらに貢献(評価アップ・条件アップ)、また開業時には看板としてのインパクトも出て来ます。
近年精神科医は増加傾向にありますので「今後生き残っていく為に!」と仰る先生もおります。
 

 
 
以上は参考事例ですが、指定医を取得後に今後の進路についてお考えになるのは御尤もだと存じます。
上記以外にも様々な転職事例がございますので、もし迷っていらっしゃる先生がおりましたら、お気軽にお申し付け下さい。