転職をする際には、
転職先候補の病院が今後どのような方向を見ているのか?どのような舵取りを院長がしていくのか?を知る事は重要なポイントです。
時間を費やして転職先が決まったにもかかわらず、入職後しばらく経って「あれ!?」なんて事は少なくありません。
過去の事例として多いのが、慢性期病院の方向性の変化です。
これまで通り変わらず慢性期に力を入れて病院運営をしていくのか、もしくは徐々に急性期に力を入れていき、ゆくゆくは急性期加算を取り、措置入院も積極的に取りにいく。そして指定医を育てられるような病院にしていく。
現状同じ慢性期病院であっても方向性は真逆です。
仮に、転職の際その事を知らずに現状だけを見て転職を決めた先生にとっては、数ヶ月~数年後にはまた転職を考えなくてはなりません。
面接時には病院からもそのようなお話はあるかもしれませんが、求人情報の段階で確認は出来ます。
また転職コンサルタントも内情に詳しい者であれば、数年後に変わるかもしれない病院を紹介したりはしません。
(変わる事によって先生のご希望に近づくのであれば紹介はするでしょう。)
転職の際には先生のご興味ある病院がどのような方向を見ているのかは、コンサルタントを通してでも是非確認をしてみて下さい。
それと本日はもう一つ。
それは現勤務先の今後の方向性を先生はご存知でしょうか?
もしご自身のお考えの方向性と真逆の方向に進む可能性があるのでしたら、転職を考える事も一つですが、現勤務先での担当病棟を明確にしておく事やどのような働き方が出来るかのかを改めて確認してみて下さい。
転職をする/しないにかかわらず、現在勤務している病院が今後どのような方向に向かっていくのかのアンテナは常に立てておくべきです。
今後お困りの事や不安な事、また第三者の意見が聞きたい等のご相談はいつでもお気軽にどうぞ。