日々精神科医の先生方から多くの転職についてのご相談を頂いておりますが、
「精神保健指定医の取得がしたい」というご相談は多いです。
 
インターネットに掲載されている求人にも「指定医の取得が可能!」等という文字を目にする事があると思います。
 
 
そこで本日は、
精神科転職専門の紹介会社として、精神保健指定医の取得を目指している先生方へお伝えしておきたい事があります。
これは転職失敗とならない為に重要な事ですので、以下の2つのみ参考にしていただければ幸いです。
 
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その①:インターネットの求人にある「指定医の取得可能!」という文字を安易に信用してはならない。
その②:転職コンサルタントが言う「指定医の取得可能!」という言葉も安易に信用してはならない。
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その① についてですが、
指定医の取得可能な病院であっても大きく2つに分かれます。
それは「指定医の取りやすい病院」と「指定医の取りにくい病院」です。
取りやすい病院の想像は容易だと思いますが、確実に8症例が集まり、過去にも取得実績が豊富で、レポート添削をして下さる先生方がいらっしゃる病院です。
では取りにくい病院はと言いますと、8症例を集めるのに数年待たなければならず(器質と見せかけて実は認知症圏だった・・・なんて事も。)、運に頼るような病院で取得実績や指導体制も不十分の病院です。
また取りにくい病院は、医師の採用をしたいが為に「指定医の取得が可能だ(嘘ではありませんが)」と言っている病院もあるのです。
 
その② については、
先生がもし私共以外の紹介会社のコンサルタントとお付き合いがあるのであれば、その転職コンサルタントが精神科に詳しいコンサルタントかどうかです。
万が一、あまり詳しくない精神科実績に不安のあるコンサルタントであれば、上記その①に記載の「指定医の取りにくい病院」を自信を持って勧めてくる可能性があります。
取りにくい病院が言っている「指定医の取得が可能だ(嘘ではありませんが)」を安易に信じて、先生へ紹介しているかもしれません。
 
 
指定医を取得を目指して転職をお考えの先生は多いですが、
(転科の先生は別として)そもそも指定医を目指していたにもかかわらず、現職から転職を考えてしまう事自体が勤務先選択を誤っています。
 

 
もし詳しい情報が欲しい先生がおりましたら、
お気軽に【精神科医の転職相談室】までご相談下さい。