精神科の先生方が転職されて、新たな職場にご入職されるタイミングとして最も多いのは毎年4月という事になります。
そのため多くの先生方が、4月からの勤務開始を想定して転職活動をスタートされる事が多くなります。
では4月からの勤務開始を想定した場合、具体的にいつ頃から転職活動をスタートしたら良いのか、具体的なイメージが湧かない先生も少なくないのではないかと思います。
そこで今回は、転職活動を開始するのに適切なタイミングについて考えてみたいと思います。

転職活動の開始時期について考えて頂く際に重要なポイントがございます。
それは「退職申請に費やす時間がどの程度必要になるのか」を調べるという事になります。
どういう事かと言いますと、現時点でお勤めされている職場をお辞めになられる際ですが、ほとんどの場合、退職の申し出を行ったとしても直ぐに退職出来る訳ではなく、一定の期間をあけてから退職して頂く事がほとんどになります。
では、この一定期間というのは一体どんな事なのかと言いますと、1つは「退職期間」です。
各法人によって退職する際には〇ヵ月前までに申請を行う事という規定が定められている場合が多くなります。
例えば、ある法人で退職申請を行う際には3ヶ月前までに必ず申請する事、という事で定められていたとします。
この場合ですが、4月から新たな職場での勤務をスタートさせるためには、遅くとも12月末までには現在の職場に対して退職申請を行う必要があるという事になります。
これを違った目線で考えますと、12月末までには新たな職場を決定しておく必要があり、決まっていない段階で退職申請を行うというのは高いリスクを背負ってしまう事になります。

ただし、医療機関によっては退職期間が6ヶ月前までとなっていたり、逆に1ヵ月前までで良い場合があるなど、個々の医療機関によって規定が変わります。
また、転職を行う地域やご希望される条件等によって、転職活動に費やす時間が変わる可能性も考えれます。
こういった状況を踏まえますと、遅いよりも早い段階で活動を開始された方が無難であるという事が言えます。

ちょうど今は2024年4月から1年前の時期にあたります。
諸々の条件によっては、そろそろ転職活動をスタートされても良い場合も考えられます。
転職活動の時期についてお悩みの場合には、是非一度弊社までのお気軽にご相談下さいませ。
先生方のご状況に合わせて適切なアドバイスをさせて頂きたいと考えております。