精神科医の先生方から転職についてご相談を頂く際、その多くはご自身(先生お一人)についてです。
しかし過去には以下のようなご相談もございました。
①「現在一緒に働いている先生と一緒に今の病院を辞めようと思う。それぞれに合う病院を探してほしい。」
②「現在一緒に働いている先生と同時期に転職を考えているが、一緒に働ける病院を探してほしい。」
③「現在違う病院で働いている先生と一緒に転職を考えている。今度は一緒に働ける病院を探してほしい。」
以上のようにお二人同時にお話を進めていくケースです。
ちなみに上記①のように、それぞれ違う病院への転職をお考え、視野に入れていらっしゃる場合は、お一人お一人をそれぞれのタイミングでお話を進めていきますので、特に特別な事はございません。
但し、上記②③のように、お二人ご一緒に同じ病院でのご勤務をお考えの場合は、少しやり方を変えなくてはなりません。
まず、以下を確認させていただきます。
■ 転職先に対するお二人の目指す病院像や勤務イメージは同じなのかどうか。
■ 勤務条件(給与面や勤務日数、当直回数など)についてお二人はそれぞれどのようにお考えなのか。
■ お二人の指定医の有無やご経験に開きはあるのかどうか。
以上を確認し、病院側へ交渉をしていく必要がございます。
と言いますのも、万が一、お二人のご年齢やご経験に開きがある場合、どちらかの先生は病院側の求める医師像と合致しないかもしれません。
また、お二人のご希望やイメージしている病院に対して開きがある場合、そもそも同じ病院で働く事は難しい(どちらかの先生が無理をされる事になる)かもしれません。
転職は新しい環境へ飛び込む為、気心の知れた先生が最初からいる、しかも同じタイミングで入職する事は気持ち的に非常に心強いです。
そのお気持ちは尊重したいと思っております。
但し、同時に上記のような事も有り得る為、慎重に転職のお話を進めていきたいとも思っております。
(先生方の人生のかかった大事な転職だからこそです。)
私共は先生方のご希望を最大限叶えられるよう、先生方からお話を伺わせていただき、しっかりと病院側へ交渉していきます。
もしお二人で転職をお考えの先生がおりましたら、お気軽にご相談下さい。