応募先の病院を絞り込む際のひと工夫について

転職先の病院を絞り込む際ですが、何を基準にどんな病院を絞り込んだら良いのか迷われる先生方も多いのではないでしょうか。
病院を絞り込む際には「どんな基準で」、「絶対に譲れない物は何か」など、基準が明確になっていれば良いのですが、そもそも転職すること自体が初めての先生も多い中で初めから基準を明確にする事はとても難しい事ではないかと思います。
しかも日々お忙しい先生方にとりまして、数多くの病院の見学や面接に参加して頂く事は現実的に難しい事であり、更には必要以上に多くの病院の見学や面接に参加する事は先生方の個人情報のバラまきにも繋がり非常に厄介です。

そんな時に少し機転を利かせて効率よく転職活動を行う方法があります。
それは病院を絞り込む際にタイプ別に絞り込みを行うという方法になります。
まずは複数存在している候補の病院を幾つかのパターンに分類してみます。
分かりやすく例えますとグループA、グループB、グループCという感じに3つのグループ分けをした場合、グループAは慢性期寄りの病院、グループBは急性期の病院、グループCは急性期と慢性期の中間的な病院という感じで分類します。
次に各グループの中で最も気になる病院を一つだけチョイスし、その病院の見学や面接を実施するという方法になります。
つまりグループAから1件、グループBから1件、グループCから1件という感じで、まずは3つの病院をピックアップしそこに応募するという事になります。

こうする事で3つの病院の比較検討からスタートする事になります。
その中で慢性期の病院が良いのか、急性期の病院が良いのか、それとも中間的な病院が良いのか、そこが見えてくるようになります。
仮に慢性期の病院が良いという結論に達した場合には慢性期の病院の見学や面接を集中的に行う事で、より効率よく対応できるようになると考えております。

ただただ闇雲に応募しようとしてしまいますと、思い通りの転職活動が出来なくなってしまいます。
そこで上記のようにタイプ別に分けて、まずはどんなカラーの病院が性に合うのか、そこから確認して頂くようにすると良いと思います。
是非ご参考にして頂ければ幸いです。