先日ご案内させて頂きました40代後半のS先生からお伺いさせて頂きましたお話についてですが、改めまして先生方と私共が意思統一を図る事が、どれだけ大事であるのかについて大変考えさせられる事例でしたのでお伝えさせて頂きます。

 

 

S先生ですが以前、私共以外の紹介会社を利用して転職活動を行った事があったようです。
その際ですがS先生が考えていた転職先のイメージとしては決して楽をしたいという訳でもなく、まだまだバリバリ勤務出来るような動きのある医療機関をイメージされていたようです。
それもあって週5勤務も可能であり、当直に関しても週1回程度であれば何ら問題なく対応して頂く事が可能であるとお考えになられていたようでした。

 

そんな中である病院の面接に参加する事になったようです。
当時、利用していた紹介会社のコンサルタントと一緒に面接に参加されたようなのですが、その際に病院側から「ご希望の週の勤務日数」と「当直の可否」についての質問を受けたようなのです。
S先生に代わってコンサルタントがその質問への回答を行ったようですが、その際の回答が「出来れば週4日を希望します。当直も無しの方が有難い」という回答をしたようなんです。
これは先生の本望ではなくコンサルタントが勝手に気を利かせたつもりで推測で回答した答えでした。
結果的に病院からはオファーを頂けたようですが、病院としては週5日勤務して頂きたい事と週に1回程度、当直に入って頂きたいと考えていたようで、その点において病院との間に少々の意識の乖離が発生してしまったようなのです。

 

その後、病院に対して改めてS先生の本音をお伝えする事で誤解を解消する事は出来たようなのですが、万が一これがきっかけで病院からオファーすら頂けない、なんて事態になっていれば大問題だったのではないでしょうか。
こんなご経験を積まれた事もありS先生は念には念をという事で私共に初めてお問い合わせを頂いた段階から意思統一を徹底したいという事でご要望を賜った事がありました。

 

今回のように余計な事態に発展させないためにも紹介会社との意思統一はしっかりと行うに越した事はございません。
遅くとも面接に参加されるまでには徹底して行う事をお薦め致します。