ちょうど3年程前のお話になりますが、当時、関西方面での転職をご希望されていた先生のご案内をさせて頂いた事がありました。
内容的には慢性期でゆったり勤務出来るような病院を探したいという事でご依頼を頂いていた事を覚えております。
そこで当時、医師の募集を行っていた慢性期の医療機関をお探ししました。
この時の記憶もあって関西方面で慢性期の病院を探すとなれば、どこの病院がターゲットになるのか把握していたつもりでした。

 

 

そして3年が経過した今年、改めて別の先生の件で同じように関西方面での慢性期の病院を探したいというご要望を頂き、当時の記憶を辿って、候補となる病院にコンタクトを取り、医師の募集状況についてヒアリングをしてみました。
すると、その中の1つの病院で募集を行っているという事でしたので、改めて業務内容等について詳しくお教え頂こうと諸々のご質問を投げかけてみました。

 

すると3年前は完全な慢性期の病院でしたが、今はそのイメージとはガラッと変わっており慢性期というよりも急性期の病院に変貌されていたのでした。
しかも1年後にはスーパー救急を開始するための準備を進めているという事で、病院側としても急性期に興味をお持ちの先生を採用したいとのご意向もあり、今となっては慢性期の病院という事でご案内する事が出来ない状況になっていたのです。
やはり各医療機関の情報を確認するためには直近の状況を確認する事が大事であると改めて思い知らされました。

 

ここ最近ですが各地の医療機関で今後の生き残りをかけて今までのカラーから脱却し新たな方向に進もうとしているような医療機関も多くなっております。
そのため過去に得た情報とは大きく状況が変わっている病院も有り得ます。
つまり、これから先、カラーチェンジを考えている病院もあるとなれば入職する前の段階で中長期的な活動計画についても、しっかりと確認しておく事が大事ではないかと思います。
見学や面接を実施する際には是非、中長期的な見解まで確認するようにして下さい。