先日、職場で長く働くコツのような事をお伝えさせて頂きましたが、今回のそれに付随する事として職場内での処世術に関わる事についてご説明させて頂きたいと考えております。
よく「口は災いの元」という言葉を耳にしますが、このような事がきっかけでトラブルに巻き込まれてしまい、やむを得ず転職せざるを得ないような事態に巻き込まれてしまった例をご紹介致します。
不要な発言をしてしまった事がきっかけでトラブルなどに巻き込まれ転職するような事になれば、とてももったいない話です。
そのような事に巻き込まれないように十分お気を付け下さい。

 

 

パターン①
A先生ですが当時の勤務先の病院に帰る方向が同じで、よく電車やバスで途中まで一緒に帰宅する事務方の職員がいたようです。
その日もその職員と一緒に電車で帰宅の途についていたようなんです。
その頃たまたま別の先生で退職を切り出したYという先生がいらしたようです。
そこでY先生の話になり職員の方からA先生に対して「Y先生の件、どう思われますか?」という事で質問を受けたようなんです。
その時の回答として「何か病院に対して不満でもあったんでしょうかね?」という回答をしたようなんです。
すると次の日の朝、突然、院長先生から呼び出しを受け話を聞きに行くと院長先生が大変ご立腹された状態でA先生に対して「職員に対して病院の悪口のような事を言うのは辞めて欲しい」という事で強く叱責されたようなんです。
しかしA先生としては何に対しての叱責だったのか理解が出来なかったようです。
その後、冷静に考えた時に思った事は事務の職員に対し「病院に対し不満でもあったのでは?」という言い方をした事だと察したようです。
つまり病院に悪い部分があり、それが原因で退職したというように病院に原因があったと思わせる言い方に聞こえてしまった事です。
A先生としては一切そのような事は考えていなかったようですが、結果的に相手に誤解を招くような表現をしてしまった事を悔やんでいました。
相手がどう捉えるのかは、人によって様々です。
特にこういったセンシティブな内容に関しては注意を払う事が大事です。

 

パターン②
B先生ですが、とある病院に転職されて2週間ほどが経過した時に一緒に勤務しているW先生に診察ルールについて「このやり方は院内全体でルールとして決まっている事なんでしょうか?」という質問をしたようです。
その回答としては「院内全体のルールとして決まっています」との回答を受け、それに対して何の不満もなく聞き入れる姿勢で対応を継続していたようなんです。
しかし翌日になって院長先生から呼び出されて話を聞いてみると、「院内のルールに何か不満でもあるのでしょうか?」という事でB先生が病院のやり方に不満を抱えているかの如く質問を受けたようなんです。
B先生は不満など一切無かったのですが、この一件があってから院長先生との関係がギクシャクしだしてしまったようです。

 

この場合にはW先生に元々悪意があったのか、言い方による誤解を招いてしまった事が事の発端になったのか定かではありませんが、いずれも先生ご本人は何の悪気も無かったのに相手方の捉え方によって大きな誤解を招いてしまった、という点がポイントになります。
不用意な発言はさることながら、相手に誤解を招いてしまうような発言にも十分気を付ける必要がありそうです。
大勢が働く組織の中で抜け目なく上手くやり取りする事は本当に大変な事だと思いますが、末永くご勤務して頂くには、こういった点にも気配りして頂く事が大事ではないかと思います。
ご参考にして頂ければ幸いです。