過去の転職回数や在籍期間は、今後の転職の際に大きく影響します。
(ここで言う転職回数とは大学医局の派遣を除き、フリーとして先生が転職をされた回数の事。)
影響するといっても悪い方に影響してしまう事の方が多いです。
では、過去の転職回数でどのようなケースがあまりよろしくないとされているのか?
それは過去転職回数が多く、1つの医療機関での在籍期間も短いところがちらほら…というケースです。
当然、医師として年数が長い先生は転職回数も比例している事はあるかと思いますが、それにしても回数が多い、そして在籍期間が
短いという先生は、今後の転職をかなり慎重に進めなければならないという事があります。
かなり慎重に進めなければならない理由としては、
医療機関側から「何故こんなに転職を??」という疑惑の目で見られてしまう事が多々あるからです。
信用を得にくい状況ですと、転職先候補の医療機関からの良いお話がなくなったり、応募も断られてしまうケースも少なくありません。
実際に医療機関側の担当者からお話を伺うと、以下のような事をお考えのようなのです。
■「当院に来てもまたすぐに辞めてしまうのではないか」と思ってしまい、もしお辞めになった際には他の先生へのシワ寄せが出る。
■ 担当医が短期で代わってしまう事で患者様の不安や心配を増やしてしまう。
■ 医師が短期でいなくなるという事が医療機関への信用を失う事に繋がってしまう。
■ 先生側に問題があるのではないかと思ってしまう。
医師の採用には医療機関側も真剣であり、失敗をしない様に慎重になられています。
だからこそ私共は先生の過去の転職の理由をしっかりと伺いたいのです。
転職の回数は先生によって様々ですし、理由も様々です。そこには多くのご事情があるのだと思います。
その理由をしっかりとお伺いし、医療機関側が疑いの目を向けてきた時にはしっかりと説明・フォローをしたいのです。
私共は医療機関側から採用を任されている側ではなく、先生方の代理人であり味方です。
過去の転職回数について不安な先生、気にされている先生がおりましたらお気軽にご相談下さい。
先生と一緒に転職について考えていきたいと思っております。