給与額の高い病院の傾向とは!?

 

先生方の転職において、提示される給与額については転職先を決める大事な判断基準の一つです。
そして精神科の病院において給与額の高い病院にはある特徴が見られます。

 

しかしながら、先生ご自身で思っている特徴と実際の特徴に齟齬がありますと、方向性を決める時点で違う方向を向いてしまう為、
事前に給与額の高い傾向にある病院を知っておくに越した事はありません。

 

 

そこで本日は給与額の提示が高い傾向にある病院の特徴についてお伝えしたいと思います。
理由と併せて参考にしていただければ幸いです。

 

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その1. 大学との関連がない病院
>大学との関連が強い病院は、大学医局からの派遣医師が来る為、大学の給与規定とあまり開きがないよう設定しています。
よってフリーの医師であってもその規定に乗らなければならず、結果的にエリア相場よりも低い提示になる傾向があります。

 

その2. ベテランの医師が多い病院
>経験豊富な先生で構成されている病院は、医師招聘をする際にも同じような年代・経験を積まれている先生を好む傾向にあります。
元々そのようなベテラン医師の給与額は高い事が多い為、受け入れ(採用)を行なう際にも給与額が高くなる傾向があります。

 

その3. 今、医師不足で急募状態の病院
>稀なケースですが「医師が複数名辞めてしまって急募!」というような医師の体制がピンチになってしまった病院は、医師を採用しなければ運営が出来ません。
一時的であっても条件の緩和が見られる事が多く、既定の給与条件も上げざるを得ない為、比較的相場よりも高い提示がある傾向になります。

 

その4. 慢性期寄りの病院
>忙しい病院、動きのある病院の方が給与額が高いイメージがあるかもしれませんが、そうとは言えません。
患者様の動きのある病院は上記のように大学と深い繋がりがある病院も多いですし、また医師を多く抱えなくてななりません。
医師を多く抱える場合、人件費を抑えなければ病院は潰れてしまいます。
一方慢性期病院は、医師の数がそれほどいなくても運営が出来ます。また長期入院の患者様で安定した収益が生まれている為、相場よりも高い給与提示がある傾向になります。

 

その5. 都市部より離れている病院
>先生方はどうしても都市部にお住まいになる傾向が強いです。
よって通勤に長時間を要するエリアには医師が集まらない傾向があります。
病院としても場所は変えられない為、(上記3に近い理由にはなりますが)給与条件等を高くして医師を招聘しなければならないようになります。

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今後もし転職の際に給与条件を優先される先生は、上記を参考にして今後の方向性を考えても良いかもしれません。