先生方もご存知の通り昨年から新専門医制度が開始されました。
これによって各大学では医学生に対して専門医取得の必要性を今まで以上に説明する所も多くなっているようで、ここ最近、医師免許を取得されたばかりの先生方からは専門医を取得するための方法であったり、実際に取得する事が出来る医療機関についてのご相談などを受ける事が多くなってきております。
一方、医療機関側が専門医の取得についてどう考えているのかと言いますと、精神科の分野に限っては引き続き指定医をお持ちの先生を優先的に採用したという事で考えている所が圧倒的に多くなっている状況となっております。
やはり精神科では引き続き指定医の有無というのが先生のキャリアに大きな影響を与える事になります。
また専門医の取得を目指す際には学会が認定した「基幹施設」に入職して頂くのが現時点では最も良い方法となっておりますが、基幹施設自体の数が少なくなっている事と、募集される人数に限りがある事もあって専門医を取得すること自体が簡単ではないというような背景もございます。
ただし、だからと言って専門医を取得しなくても良いという事でもないようです。
将来的には専門医の有無が診療報酬に影響を与えたり、扱える薬剤の種類に影響したり、今まで以上に専門医の必要性が高まる時代が訪れる可能性も考えられます。
このような事を常に頭の中に入れつつ時代の流れに沿った対応が出来るように、準備して頂く事がとても大事ではないかと考えております。
今後ですが弊社でも精神科市場の最新の情報を収集しつつ先生方にとって有益な情報をフィードバックしていけるように徹底していきたいと考えております。
転職に限らず精神科に関するご相談などございました際には、気軽にお申し付け下さい。