本日は改めて転職活動についてお伝えしたいと思います。
まず転職活動というと、
転職先候補の医療機関や企業と勤務条件や内容について確認交渉をしたり、見学・面接を行ない、その後も転職先候補と様々な調整や交渉を行ない、徐々に双方の距離を詰めていくような活動というイメージが強いと思います。
最終的には転職先候補からのオファーを先生がお受けになるのか否かという事になります。
上記の事で言いますと、
最終的にオファーを頂くのは勿論重要な事なのですが、先方との見学・面接や条件交渉や調整というのも非常に重要なフェーズです。
ここがはっきりしない事には最終的に先生側も判断が出来ないからです。
入職してから「転職失敗…」とならないように、交渉、調整、確認はしっかりと行なわなければなりません。
話しがまとまり、ここまで来るとようやく転職先が決まったと安心される先生も多いと思います。
しかし、大事な事が残っています。
それは、今のご勤務先を円満に退職するという事です。
転職先での事ばかりを考えてしまい、時々これを忘れがちになっている先生がおります。
冒頭でも触れたように転職活動とは、転職先候補とのやり取りだと考えがちですが、
転職先が決まった後の現職場の円満退職までが転職活動です。
狭い医療業界だけに関係性を悪くするような辞め方は避けるのがベターです。
ある程度余裕を持って退職の申請をする事や患者様の引継ぎ等の業務整理を行なってから、新しい職場へ旅立たれる事をお勧め致します。
私共は先生の今の職場との関係も大事だと考えております。
そして無理に転職を斡旋するような事はしておりません。
もし円満な退職の仕方について、少しでも不安のある先生がおりましたらお気軽にご相談下さい。
院内の医師の体制、組織状況によって話を進めるルートが異なりますので、先生からそれらのお話を伺った後に僭越ながらアドバイスさせていただきます。