精神科から他科へ転科する事が可能!?

 

精神科へ他科から転科をする先生は数多くいらっしゃいます。
勿論、私共へご相談後に転科が叶い、その後無事に指定医の取得が叶った先生も数多いです。
 
内科から精神科へ、外科から精神科へ、麻酔科から精神科へ、リハ科から精神科へ、眼科から精神科へ 等、過去に多く精神科への転科相談を先生方から聞いてきました。
 
 
では逆に、精神科から他科へ移る場合はどうでしょうか?
ケースとしてはあまり聞かないかもしれません。
考えもつかない先生方もいらっしゃるかもしれません。
 
しかしながら、精神科から他科へ転科をするケースも実際にあるのです。
これまで内科系へ、リハ科へ、外科へ、皮膚科へ、緩和ケア科へ 等に転科される先生がおりました。
(外科は今後の手術スキルを考えますと年齢の若い医師が好まれます。)
 
また精神科から他科への転科は、開業をお考えの先生にも有効です。
例えば精神科と内科を標榜というニーズのある2本柱の科目で開業する事も出来ます。
 
 
しかし、精神科の先生方が他科へ転科するケースで、先生方は初めの段階で心配をされる事があります。
それは他科での貢献度です。
精神科での経験が長い短いにかかわらず、精神科の経験しかない先生は転科の希望の裏側に大きな不安が付いています。
転科というイレギュラーな事で他科の先生方の迷惑にならないであろうか、というお気遣いがあるのだと思います。
 
転科の場合はご年齢の早い方が、その後のキャリアを考えますと有利と言われていますが、
実は精神科でしっかりと実績を積まれてきた先生方も貢献度は高いです。
 
近年は特に企業でのストレスチェックの義務化が進むのと同様に、精神疾患を抱えた患者様が増えています。
有名なのは高齢化による認知症患者様の増加です。
 
つまり精神科のご経験のある医師のニーズが高まっているのです。
他科で指導を受けながら、精神科分野の合併症患者様の対応が出来てしまう事もあります。時には他科で指導受けている先生からアドバイスを求められる事もあるでしょう。
勿論、転科ですから100%他科の医師として勤務する事にはなるのですが、上記のように精神科でのご経験は必ず医療現場での貢献に繋がります。
また、最初は精神科分野で活躍(貢献)をしながら他科での業務にも徐々に慣れる事も可能だったりします。
 

 
 
私共【精神科医の転職相談室】では精神科からの他科への相談も承っております。(過去に実績もありますのでご安心下さい。)
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