タイトルが長くなりましたが、面接に行く度に評価の高い先生がいます。
(上記の評価が高いとは給与額とイコールではありません。)
 
それはどんな先生か?
 
スキルのある先生!?
経験の長い先生!?
指定医の先生!?
 
それはコミュニケーション能力を含むお人柄の良い先生です。
 
実は医療機関側が重要視しているのはお人柄なのです。
 
採用側である医療機関は面接にいらした先生がご勤務した時のイメージを膨らませます。
そこで最初に考えるポイントが、「病院に馴染める先生か?医局内で馴染める先生か?患者様へ丁寧な対応をして下さる先生なのか?」なのです。
 
病院(病院のカラー)に馴染めなければ早期退職に繋がり、他の先生方や患者様に迷惑が掛かってしまう。
他の先生方と馴染めなければ、連携の悪化、医局内や病院内の雰囲気悪化に繋がってしまう可能性がある。
コミュニケーション能力に不安があると、精神科だからこそ患者様の不安に繋がってしまう可能性がある。
 

 
当たり前かもしれませんが、ベースとして以上のようなところを医療機関側は見ています。
そして、このベースが一番大事なのです。
ベースが無ければその他の指定医の有無やスキルやご経験 等の旗を立てる事は出来ません。
 
勿論、指定医のみの募集があるように一定以上の経験やスキルを求める病院・クリニックは多いです。
しかしそれは上記のベースがあってこそなのです。
もっと言ってしまうと、だからこそ面接を行なうのです。
もしも今回申し上げた重要ポイントを無視するのであれば、書類審査だけで採用は確定しているはずです。
(先生のスキルやご経験、指定医の有無は経歴書等の書類さえ見れば大凡は分かります。)
 
 
今回、私共は先生方に面接時にはお人柄を良くして下さい、という事が言いたいのではありません。
普段のご勤務の中で、ご自身のお仕事の仕方や他の方へのコミュニケーションの取り方、振る舞い 等を見直す事も大事だという事が言いたいのです。
もしかしたらその見返りが給与条件やその他諸条件に今後影響を及ぼすかもしれません。