応募する医療機関を絞り込む際に注視したいこと

精神科の先生方が転職活動を行う際ですが、いざ活動をスタートしてみると候補となる医療機関が多く、どこに正式に応募したらよいのか否か迷われてしまうような事があるのではないでしょうか。
その際ですが、基本は各医療機関の求人票などの内容を確認して、良いと思われたところに応募される事になると思いますが、求人票に記載されていない事項も含めて是非注視して頂きたいポイントがございます。
そこで今回は3つのポイントについてご紹介させて頂きます。

ポイント①「給与額が相場と比べて明らかに高い場合」
給与額はおおよそ、地域ごとに相場となる金額があります。
給与額が高い事は決して悪い事ではありませんが、その相場となる金額と比べて、明らかに高い場合には、やむを得ず給与額を高くしなければならない理由が潜んでいる可能性がありますので、その背景を調べる事が重要になります。

ポイント②「常に求人を出している場合」
常に求人を出しているという事は、応募する医師がいない、もしくは一旦は入職してもすぐに退職してしまう流れが繰り返し起こっている可能性が高いです。
一般的には良い職場ほど、職員の出入りは少なくなります。
にもかかわらず多いという事は、何らかの理由が潜んでいる可能性が考えられます。

ポイント③「ホームページが古い」
今やホームページは医療機関の顔と言っても良い物です。
多くの医療機関ではユーザーに対し、より見やすく使いやすいように常にリニューアルなどを繰り返しています。
それを行っていないという事は、新たな事を取り入れようとしない旧体質の医療機関である可能性が高いと考えられます。

以上の3点になります。
こういった部分からも各医療機関について、おおよそどのような所なのかを把握する事が出来ます。
どの医療機関へ応募するのかお悩みになられている先生方、一つの指標としてご確認頂けますと幸いです。