採用試験における第一印象の重要性について

採用試験の際に「第一印象」が非常に重要であるという事は、先生方も一度は耳にされたことがあるのではないかと思います。
これは、先生方の転職活動におきましても全く同じことが言えるのですが、第一印象がその後の評価に対して大きな影響を与える事が多々ございます。

では、もう少し具体的に第一印象のどのような点が重要になるのかといいますと、それを示している指標として「メラビアンの法則」というものが存在します。
これによりますと、人の第一印象を左右する要素とその割合は、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報(話の内容)が7%とされています。
つまり、見た目によって第一印象が大きく左右されるという事を表しております。

では、こういった事を踏まえて、実際に先生方が医療機関との面接に参加して頂く際に注意して頂きたい点は何かといいますと、第一に「身だしなみ」という事が挙げられます。
容姿や服装、言葉遣いなどに対し注意して頂きつつ、相手に不快感を与えないように心がけて頂く事が重要になります。
しかし、先生方の中には過去に面接に参加されたご経験がなく、どのような準備をしたら良いのか分からない先生方がいらっしゃるかもしれません。
そのような際には遠慮なく弊社の担当者までお声掛け下さいませ。

では、身だしなみを整えて頂き、いざ面接にご参加頂く際に非常に重要になりますのが、医療機関側の採用担当者(理事長や院長、事務長などが対応される場合が圧倒的に多くなります)と初めて顔を合わせるタイミングという事になります。
つまり「挨拶」をして頂くタイミングという事になります。
この際に、まずは相手の目を見ながら姿勢をただし、笑顔で挨拶をして頂きつつ、しっかりとお辞儀をして頂くだけで、第一印象は大幅にアップする事になると考えております。
この段階で相手方に良い印象を抱いて頂く事が出来れば、よほどの事がない限り、面接が終わるまで先生に対する良い印象を維持する事に繋がり、それが結果的に面接の合否にも大きな影響を与える事になる考えております。

これから先、医師の転職市場に関しましても、徐々に売り手市場(先生方が有利な状況)から買い手市場(採用する側が有利な状況)に移行していくことになると思います。
こういった状況の中で、採用試験を上手く勝ち抜いていく術というのも非常に重要になると思います。
是非、今後のご参考にして頂けますと幸いです。