日々の生活をしている中で、初対面の人とやり取りをさせて頂く際の「第一印象」というのは非常に印象深く頭の中に残るものであると感じております。
私共が日々行っている仕事の場面でもそうですが、初めてコンタクトを取らせて頂く医療機関に電話を掛けた際、対応して頂いた担当者の印象によって、その医療機関全体に対する印象が大きく変わる事もあります。
それくらい、第一印象の良し悪しというのは非常に大きな影響力を持っていると考えております。

第一印象についてですが、実は採用面接に参加して頂く際にも非常に関係性がある事でして、面接の際にも第一印象は非常に重視されている事が多く、その際の印象が最終的な採否に大きく関わる場合も多くなります。
中には敢えて第一印象がどうなのかを確認し、採用試験の際の判断基準にしたいと考えている所もあります。
これは医師の採用試験ではなく、とある企業での採用面接の際のお話になるのですが、私は過去に看護師や薬剤師などの医療系の有資格者を企業に紹介させて頂く仕事に関わっていた事がありました。
面接を実施する際には、私共も出来る限り求職者と一緒に面接を実施する企業まで足を運び、受付を済ませるまで同行させて頂くように対応しておりました。
しかし、とある企業からの注文で「受付をする際にはご本人一人で対応して頂きたい」というお話を頂きました。
その意図が正しく第一印象を確認したいという意図だったのです。
初めて企業を訪問した際の第一印象（礼儀作法、清潔感、笑顔、会話をするの目線、間の取り方、、、など）について確認し、実際の仕事の場面において、初めてやり取りするお客様やお取引先に対してどのような印象を与えるのか、そこを確認するための参考にしたいという事でした。

これは先生方がお仕事をされる際にも多くの患者と接する事を考えますと、医療機関の中には先生方の第一印象について気にされている所もあるのではないかと思います。
面接に参加して頂く際にはもちろんですが、日々のお仕事の場面におきましても第一印象について意識して頂けますと、周りからの評価や見方が変わる事もあるかもしれません。
今後のご参考にして頂けますと幸いです。