転職活動をスタートする時期について考える

早いもので今年も3月の中旬に差し掛かって参りました。
世の中では年度の終わりを迎える所も多いのではないかと思います。
医療業界でも3月~4月というのは一つの節目という事になり、精神科の先生方におかれましても3月で職場を退職し、4月から新たな職場へ転職されるケースが非常に多くなっております。
このように区切りの良い4月からの転職についてご検討されている先生方が多く、今頃の時期というのは翌年の4月からの転職をご検討されている先生方にとりましてはちょうど1年前の時期という事になり、そろそろ転職活動を開始した方が良いのではないかとの事で弊社宛にご相談を頂く件数が増えてくる時期になります。

転職活動をスタートする時期についてご検討頂く際ですが、抑えて頂きたいポイントが幾つか存在しております。
ポイントを見落としてしまいますと、後で取り返しがつかない事態に陥ってしまうような事も考えられます。
そこで今回ですが、転職活動をスタートする時期についてご検討頂く際に、どのような点を押さえて頂くべきなのか、そのポイントについてご説明させて頂きます。

ポイント①「転職活動に費やす時間は最短でも1~2ヵ月程度の時間を要します」
転職活動を行う際ですが、まずは条件に見合った求人探しから始まり、医療機関への応募、見学・面接の実施、条件交渉などの作業を経て最終的な結果が出る事になります。
これらの一連の流れを踏んでいきますと、最短でも1~2ヵ月程度の時間を要する事になりますので、この時間を確保して頂く事が大前提になります。

ポイント②「現職場を退職する際に必要な日数を抑えておく」
ほとんどの職場において、退職申請を行う際の規定が定められている場合が多くなります。
例えば「退職の申し出を行う際には3ヵ月前までに申し出する事」というような規定です。
こういった内容は就業規則や雇用契約書の中に記載されている場合が多くなるのですが、まずはこの規定についてご確認頂き、規定に従いながら転職活動を進める事が重要です。
例えば2025年4月からの転職をお考えの先生の職場規定として、3ヵ月前までに退職申請を行わねばならないとすれば遅くとも前年の12月末までには退職申請を行う必要があります。
そのためには12月末までには新たな職場を決めておく必要があり、新たな職場が決まるまでには上記でも記載しましたように最短でも1~2ヵ月程度の時間を要する事を考えますと、遅くとも11~12月頭までには転職活動をスタートする必要があります。


ポイント③「ある程度余裕をもって活動を開始する」
ポイント②では遅くとも11~12月頭からの開始とお伝えしましたが、ライバルとなる他の先生方の活動状況や医療機関側の募集状況によっては、もっと早い時期からスタートした方が良い場合もあり得ます。
特にここ最近では、以前に比べて早めに活動を開始される先生方が増えてきておりますので、流れに乗り遅れないようにして頂く事も重要な要素の一つです。
かと言いまして早過ぎてしまうと「まだ採用計画が立っていない」などの理由で医療機関側から受け付けして頂けない事もございますので注意が必要です。

以上のように、転職活動の開始時期についてご検討頂くだけでも複数の要素が存在しております。
いつから開始したら良いのかお悩みの場合には、まずはお気軽に弊社までご相談頂ければ、先生方のご状況、医療機関側の募集状況等、諸々の条件を踏まえて最適なご案内をさせて頂きたいと考えております。
転職時期についてお悩みの先生方、まずはお気軽にご相談下さいませ。