本日は表題についてお伝えしたいと思います。
転職をお考えの先生方は、情報集めとして紹介会社のサイト等で求人をご覧になる事があると思います。
そして気になる求人があった場合は、実際にお問い合わせをし、求人を出している会社のコンサルタントから医療機関名やどのような病院・クリニックなのかをお聞きすると思います。
では求人のお問い合わせをなさった後、実際にお話が進み、実際にそのお問い合わせをした病院やクリニックに入職(転職)をしているケースはどれ程なのか?
結論から申し上げますと、実はお問い合わせをした医療機関とは別のところに転職をするケースが多いです。
割合としては、そのまま その医療機関に転職をする先生方は1割程というデータが出ています。
※弊社サイト【精神科医の転職相談室】(2023年1月~2023年12月)のデータによる。
約9割の先生方は、
■他のもっと条件の合致した病院もしくはクリニックに転職。
■インターネット上にはあえて出ていなかった求人の病院もしくはクリニックに転職。
■コンサルタントとしっかり電話や面談をした事によって、違う医療機関の方が自身には合っているという事が分かり、別のところへ転職。
■お問い合わせをした求人の医療機関は実際に話を聞いてみたり、見学面接に話を進めてみたがそれほど魅力的ではなかった。
等という事が起こっています。
本日言いたい事としては「インターネットに出ている求人はキッカケにすぎない」という事です。
大事なのは、先生ご自身のお考えやご希望を、実際の市場の状況や各病院に詳しいコンサルタント(エージェント)と共有する事です。
求人主導で転職を考え、しばらく求人と睨めっこをするくらいでしたら、求人に問い合わせをしてみるのも良いですが、まずは転職について相談をしてみてみる事をお勧めいたします。
(この求人主導では進めない考え方は別のコラムでも発信しております。>> https://doctor-seishinka.com/15599)