現勤務先と退職の話が進まない時の一案

 

転職をお決めになった先生方、もしくは今後転職をお考えの先生方の中には、
「現職の病院に退職申請をしたら、強い引き留めにあっている…」
「正直、今働いている医療機関を辞めるのは難しいかもしれない…」
「今働いている医療機関との縁を切りたくない…」
という状況やお考えをお持ちの先生もいらっしゃるかと思います。

実際に私共【精神科医の転職相談室】には過去にも以上のようなご相談を頂いた事が多数ございます。

では上記のような先生方はどのように転職をされたのか!?

これはあくまで一例ですが、それは非常勤として週1日、月数回という形で残るという選択肢です。
当然、現職の医療機関への相談や確認は必要ですが、このような選択肢があります。
辞められてしまう病院側としては、完全に辞めて先生が居なくなってしまうよりは「非常勤で残って下さるなら・・・」とお話がまとまる事があります。
先生におかれましても、完全に関係性をゼロにしてしまうよりは、関係性を続けていく方が将来的に都合が良い事もあるかもしれません。

ちなみに大学医局を退局する際に、強い引き留めにあっている先生方も上記の手段は有効な事があります。
結果的に大学に籍を残す状況にはなりますが、先生のご希望に近い形で転職が可能となります。

転職の話はなかなかスムーズに進まない事もありますし、先生方の繋がりや人間関係もあるかと思います。
そういった時は両足を必ずしも常勤先に進めるという選択肢を取らなくても良いと思います。

以上は退職をする上での一つの方法です。
当然、先生お一人お一人でご状況は違うと思いますし、転居を伴う転職の場合は上記が難しいケースもあると思います。
もしお困りな事がありましたらお気軽にご相談下さい。