転職活動を行う際のゴール地点は何かといえば「良い勤務先を探す」という事になります。
これは誰が考えても当たり前の事なのですが実はこれが非常に難しい事なのです。
そもそも「良い勤務先」の定義をどこに置くかにもよるのですが、転職活動を行うにあたり
考えがちな事としましては「給与額」「勤務日数」」「当直の有無」といった労働条件から
「指定医の取得可能」「認知症メインの病院」「児童思春期が多い病院」といったような
病院のスタイルで確認し各々の希望している条件にマッチしているかどうかを判断する事が
多くなっているのではないかと思います。
 

確かにこのような視点で判断する事が基本になると思うのですが、ここから読み取れることは表面的な部分が多くなり、
院内の雰囲気や人間関係といった内情まで把握する事は限りなく無理に等しくなります。
しかし良い勤務先を探す事を考えれば出来れば内情まで調べたいと考えるのが普通ではないかと思います。
 

そんな事を考えつつ先日ある病院の見学をしていた時にふっと気が付いた事がありました。
それは入院している患者の雰囲気を観察するという事です。
この時に訪問した病院の患者は初めて見る私に対して多くの人が笑顔で挨拶をしてきました。
また院内の案内をしてくれたのは医師ではなく事務長だったのですが、
事務長に対しても多くの患者が笑顔で名指しで声を掛けてくる場面がありました。
 
 

 
 
医師と一緒に見学をしている時に担当している患者と出会えば挨拶をしてくる事は多いのですが、
事務長に対しても、更に私にまで笑顔で挨拶をしてくるというのは他ではあまり見ない光景であり、
とても新鮮な感覚を受けました。
普段の院内の雰囲気がそのまま反映されているのかもしれないと思わせる出来事でした。
 

とても気になる出来事でしたので今後、私共の方でもその信憑性の確認を進めます。
また先生方におかれましても、一つの見方として参考にしてみて下さい。