「良い求人」という概念は先生お一人お一人で違いますが、先生にとって良い条件の求人を幾つかの求人サイトやインターネットで検索をかけて探した事のある先生はいらっしゃるかと思います。
しかし、興味があって問い合わせをした後、詳細を聞いて興味が薄れた・・・。少しガッカリした・・・。という先生方は意外に多いです。(2022年度 弊社調べ)
先生にとって本当に良い求人は、残念ながら上記のような方法ではなかなか出てくるものではありません。
なぜなら、医師の求人というのは色々と(個々の先生のご希望を叶える為)交渉確認をしさえすれば、磨かれて違う良い求人になりうるからです。
ただしそれは、個々の先生の希望ありきでこちらから医療機関側に交渉確認をした時の話です。
ですからそもそも交渉確認していない求人、つまり検索でヒットする段階の求人は、磨かれる前の大雑把な内容になっていたり、交渉をすれば通るような事も記載していなかったりします。
(医療機関側もイレギュラーな条件や好条件での採用は可能な限り避けたいという思いが、少なからずあるからです。)
「求人=その医療機関内で固まっている内容や条件」というお考えをお持ちの先生はいらっしゃるかもしれませんが、実は必ずしもそうではないのです。
検索で出て来る求人等はあくまで参考情報です。
同じ医療機関の1枠の募集(1求人)であっても、その求人の条件や内容は先生のご希望やお考えを配慮した内容に多少変える事が出来ます。
そうなれば、当然入職後の先生の満足度は変わってくると思います。
では本当に良い求人を得るには、どうしたらよいのか。
それは先生が各医療機関側に直接交渉をする、もしくは、その分野・専門科目に強い紹介会社のコンサルタントから確認交渉をさせるかです。
仮に紹介会社から交渉をさせる事にした場合、先生のお考えやご希望、また精神科について本当に理解していないコンサルタントでは医療機関側の担当者も困惑します。
そして先生の希望が通らない可能性を高めてしまいます。
(面接前である求人獲得段階の交渉では、先生の個人情報や個人が特定出来る内容を医療機関側にお伝えする事はありません。)
仮にコンサルタントを利用なさるのであれば、専門の詳しい知識と知恵を持ったコンサルタントからの交渉が鍵になってきます。
既にお付き合いのあるコンサルタントがいらっしゃる先生に関しては、そのコンサルタントの方を信頼してもよろしいかと存じますが、
もしご縁があってこちらの記事をご覧になった先生は、よろしければ精神科専門の【精神科医の転職相談室】へご連絡を下されば尽力をさせていただきます。
最後に、先生方の転職は求人主導型で進めるのではなく、先生のご希望を軸に求人の中身を変えていく先生主導型で進める事をお勧め致します。